レディオヘッド、完成後にメンバーを殺したいと思わなかった初めてのアルバムがリリース間近

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Radioheadが、6月10日に6枚目のアルバム『Hall To The Thief』をリリースする。ギターリストのEd O'Brienはrollingstone.comにこう語っている。「僕達はもう一度、短めの曲を集めるっていう美学を学び直したかったんだ」14曲収録されたニューアルバムは、どうすべきか、バンドが最近になって学んだことを間違いなく「自慢」するものだと付け加えた。「アメリカでの'01年のツアーで、僕達はバンドとして自慢できるってことを学んだんだ」とO'Brienは説明する。「それをアルバムで形にしたかった。それに、スタジオに長い間こもるっていうのもしたくなかった」

主にLAのスタジオで2週間のセッションを行なってレコーディングされた『Hall To The Theif』は、バンドにとって新たな体験であった。「このアルバムが初めてだったよ。出来上がったときに、お互い、殺したいって思わなかったのは」

Radioheadは、5月17日のダブリンからアイルランドとイギリスで短期間のツアーをスタートする。その後年内は、ヨーロッパの一連のフェスティヴァルなど、大規模なツアーを行なうことを計画している。6月28日の伝説的なGlastonburyフェスティバルではヘッドラインを務める予定。バンドのPhil SelwayはBBC放送にこう語っている。「この2年間、僕達は本当にツアーを楽しんでる。それは間違いなく『Hail To The Thief』に反映してるよ」

Selwayは、バンドは新曲をライブで演奏することに自信があると語った。曲は昨年、レコーディングする前から、ポルトガルやスペインの観客の前で試したことがあるからだという。

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