マドンナ、インタヴュー番組でアメリカは“民主主義を尊重していない”と発言

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MadonnaがVH1の特別番組『Madonna Speaks』で、「American Life」のビデオクリップをお蔵入りにした理由をはじめ、リリース間近のアルバムや世界情勢、家族に対する思いなどを語った。番組は米国で4月16日(水)の午後10時(東部/太平洋標準時間)から放送される。

この30分の番組は、『Will & Grace』(NBCテレビ)のMegan Mullallyによる突っ込んだインタヴューを収録。Madonnaはインタヴュー開始後すぐに、ビデオの公開を見送ることにした原因について考えを述べ、アメリカでは表現の自由が危うくなっていると率直に語っている。

「私達がイラクの民主化のために戦ってるなんて皮肉なことだと思わない? だって結局のところ、ここでも民主主義は尊重されていないっていうのに。戦争に反対したり、大統領に反対すれば何であれ……罰せられるのよ。そんなの民主主義じゃないわ……考えが狭すぎるの。賛成だろうが反対だろうが、誰だって自分の意見を主張する権利があるでしょう。憲法で認められているはずよ。私達はみんな、表現の自由を持ってる。もしそうしたければ反対だって声にしていいはずよ」

Madonnaの10枚目のアルバム『American Life』は4月22日リリース(日本発売は23日)。また彼女は、24日放送の『Will & Grace』のニュー・エピソードにゲスト出演する。

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