クィーン・ラティファ、オスカーにノミネートされた『シカゴ』とその共演者を名誉に思う

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Queen Latifahは間もなく、過去にアカデミー賞を受賞した数少ないアフリカ系アメリカ人の仲間入りをするかもしれない。ラッパー/女優のLatifahは2月11日(火)、ヒット・ミュージカル映画『Chicago』での演技が高く評価され、最優秀助演女優賞にノミネートされた。今年のアカデミー賞にノミネートされたアフリカ系アメリカ人のハリウッド・スターはLatifahだけ。Latifahは同賞を、『Chicago』で共演したCatherine Zeta‐Jonesと競うことになる。しかしZeta-Jonesやほかの共演者の演技を褒め称える彼女は、受賞を逃がしても気にしないのかもしれない。

「みんなのリアクションは嬉しい驚きだったわ。Catherineは無我夢中でダンスしていて、“すごい、彼女にこんなことができるなんて知らなかった!”って感じだったし。それにJohn C. Reilly……打ち合わせの席で歌った彼の“Mr. Cellophane”には参ったわね。“ワォ、私も何か特別なものの一部みたい”って感じで。ダンサー達は実際にブロードウェイのショウに出てるし、身体を使ってあんなことができるなんて驚いたわ。どのプロセスでも畏敬の念みたいなものを抱いてたのよ」

Latifahのキャリアも畏れ多いほど活気づいている。グラミー受賞経験者のLatifahは、これまでに『Jungle Fever』『Juice』『House Party 2』といった映画や、TV番組『Living Single』に出演しており、ラッパーがハリウッドでも成功できることを証明している。

同じくオスカーにノミネートされたEminemも同じ道を歩んでいる。マルチプラチナを獲得して絶好調の彼は昨年、『8 Mile』で俳優デビューを果たし、そのサウンドトラックからのヒット曲「Lose Yourself」でオスカーの最優秀ソングにノミネートされている。

LAで行なわれる第75回アカデミー賞授賞式の模様は、3月23日の午後8時半(東部標準時間)からABCで生放送される。

Anna Maria Gibson, New York (C)LAUNCH.com
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