エミネム、初主演映画『8 Mile』について語る

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ラッパーのEminemにとって映画『8 Mile』の製作は考え抜いた上での決定だった。

デトロイト出身のEminemはミュージック・ビデオやテレビ出演、賞の授賞式、『The Wash』のカメオ出演などでカメラの前に立った経験は山ほどあるが、『8 Mile』は彼にとって初の主演映画だ。

Eminemは映画を製作するにあたって演技に注文をつけられたが、プロジェクトには彼の同意よりも先に満たさなければならない基準が存在していたと話している。「ビデオだとか、そうしたいろいろなことがスタートすると、みんなが俺のところに来て、これまでとはちょっと違った映画特有の注文やなにやらをつけてきた。もうちょっとこんな感じで演技できないか、とかなんとか。要は、俺たちは映画を1本作りたかったんだ。で、俺は、どうせ作るんだったら、何よりもまず正真正銘の本物を作りたいと思っていた。そうすべき理由もあることだし……といっても、俺の成功を当てにするとか、そういったもんじゃないんだ」

Eminemは、プロデューサーのBrian Grazer(『A Beautiful Mind』)が満足するようにそれらの要求に応えた。結果、彼にとってすばらしい映画が出来上がった。『8 Mile』は11月8日(金)に米国公開。

Sofia Fernandez, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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