フィル・コリンズ、聴覚障害の恐怖を告白
聴覚障害はミュージシャンにとって最大の悪夢だ……Phil Collinsに訊くといい。シンガー/ドラマーの彼は、ロサンゼルスのスタジオでラヴソングを集めたアルバムのレコーディング・セッションを行なった後に、左耳の鼓膜を損傷したとLAUNCHに語った。
「週末に仕上げをして、娘と妻のOrianneといっしょにホテルへ戻った。すると突然……ビューッって音がして……こっちの耳が塞がったんだ。水か何かが入ったんだろうと思った。そうであってほしいと思いながら、1時間くらいたつと、また元に戻った。それから繰り返し何度も同じことが起きたんだ。それでまた回復したかと思うと塞がって、そのままの状態になってしまった。それから1、2カ月経ったかな。僕の体の問題への取り組み方は、“すぐに良くなるさ”って感じなんだ」
しかし問題はなくならず、Collinsは外科医の診断を仰がなければならかった。
「医師のところへ行って聴覚テストを受けると、こう言われた。“あなたが患っているのは突発性難聴といわれるものだ。実際に処置のしようがなく“元に戻るまで”様子を見るしかない”って。だから、もう1人の医師に意見を求めたけど、その人も同じことを言うんだ。それで3人目にも診断してもらったんだけど、やはり“何もできることはありません。元に戻るか、そのままかです”って言われたよ。それでロサンゼルスにある聴覚専門病院に行って、そこの専門医に診てもらった。“どのくらい前から?”って訊かれたから、事情を説明すると“見込みはほとんどありませんが、それでもまだ元に戻る可能性はあります”って言われたんだ」
Collinsの左耳の機能はかなり回復したが、大事をとって大規模なツアーを見合わせるよう計画に慎重を期している。彼のAtlanticからのアルバム『Testify』は11月12日に発売予定。
Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
「週末に仕上げをして、娘と妻のOrianneといっしょにホテルへ戻った。すると突然……ビューッって音がして……こっちの耳が塞がったんだ。水か何かが入ったんだろうと思った。そうであってほしいと思いながら、1時間くらいたつと、また元に戻った。それから繰り返し何度も同じことが起きたんだ。それでまた回復したかと思うと塞がって、そのままの状態になってしまった。それから1、2カ月経ったかな。僕の体の問題への取り組み方は、“すぐに良くなるさ”って感じなんだ」
しかし問題はなくならず、Collinsは外科医の診断を仰がなければならかった。
「医師のところへ行って聴覚テストを受けると、こう言われた。“あなたが患っているのは突発性難聴といわれるものだ。実際に処置のしようがなく“元に戻るまで”様子を見るしかない”って。だから、もう1人の医師に意見を求めたけど、その人も同じことを言うんだ。それで3人目にも診断してもらったんだけど、やはり“何もできることはありません。元に戻るか、そのままかです”って言われたよ。それでロサンゼルスにある聴覚専門病院に行って、そこの専門医に診てもらった。“どのくらい前から?”って訊かれたから、事情を説明すると“見込みはほとんどありませんが、それでもまだ元に戻る可能性はあります”って言われたんだ」
Collinsの左耳の機能はかなり回復したが、大事をとって大規模なツアーを見合わせるよう計画に慎重を期している。彼のAtlanticからのアルバム『Testify』は11月12日に発売予定。
Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事の関連情報
マイク・ラザフォード「フィル・コリンズは前より動けなくなったが、家での時間を楽しんでいる」
テイラー・ホーキンスの息子、ドラマー・アワードを受賞
ロバート・プラント、レッド・ツェッペリン解散後「特に原動力となったのがフィル・コリンズ」
フィル・コリンズの息子、マイク・アンド・ザ・メカニックスのツアーにドラマーとして参加
アンスラックスのチャーリー・ベナンテ、フィル・コリンズの姿に涙
フィル・コリンズ「ドラムのスティックを握るのがやっと」
フィル・コリンズ、マイク・ラザフォードと12年ぶりに共演
フィル・コリンズ、女優の娘リリーから誕生日のお祝い
トニー・バンクス、フィル・コリンズの公演を観て「ジェネシスの再結成、除外しない」