コールドプレイ、このアルバムでおしまい?

ポスト
Coldplayの次のアルバム『A Rush Of Blood To The Head』は最後の作品になる? そんな噂がバンドの周りで囁かれている。イギリス出身の彼らは2000年のデビューアルバム『Parachutes』以来、瞬く間に昇りつめて名声を得た。特に英国のプレスは、成功によるストレスと、バンドのメンバー間の関係が緊迫していることから、彼らの差し迫った終焉を繰り返し予期している。

また、ニューアルバムがなかなか出ないこともバンド内でのトラブルをあらためて示唆するはめになった。しかし、当初から今夏に予定されていたアルバムは8月27日にCapitol Recordsから米国発売される。

Coldplayのフロントマン、Chris Martinはそういった噂を耳にするのは楽しいと語り、バンドがその短いキャリアの中でいくつかの課題に直面していることを否定はしない。事実、彼は『A Rush Of Blood To The Head』がColdplayの最後のアルバムになるかもしれないという考えを楽しんでさえいる。

しかし、Martinがそう思う理由は他の人が論じるのとは異なり、はるかに複雑なようだ。彼は次のようにLAUNCHに語ってくれた。

「僕の見方は、みんないつ死ぬか分からないってこと。頻繁に飛行機に乗ってるし、人生なんてすごく脆いように思えるんだ。15枚目のレコードを出すまで曲をとっておいたって意味ないよ。だって、15枚目までたどり着かないかもしれないんだから。次の日があるからって理由で、コンサートでエネルギーをセーブしてもしょうがないだろう? そういう意味で、これが僕たちの最後のレコードになるかもしれないってこと。どうなるかは分かんないけどね。前のものより良くならない限りは、新しいレコードを作る気なんかないし、今の時点でやり残したことはないよ」

『A Rush Of Blood To The Head』はシングル「In My Place」をフィーチャーし、現在Billboard Modern Rock Tracksチャートを上昇中。

Neal Weiss and Lyndsey Parker, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報