KRS-ワンがNYのステージでネリーをリスペクト(?)している理由を語る

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KRS-Oneが7月3日(水)夜、NYのHammerstein Ballroomで開かれたStuck On Earthでヘッドライナーを務めた。オープニング・アクトのRabbit and The Moonはティーンのオーディエンスを前にハイパワーなショウを行なったが、実際に彼らのパワーがハイになったのはKRS-Oneがステージに姿を見せてからだった。

彼の目論みはステージがスタートした時点から明らかで、それは目下の宿敵、Nellyを攻撃することだった。その日、KRS-Oneは最初に、歌詞で殴り込みをかけてくるNellyをリスペクトしていると語った。

「ストリートの威信をかけてKRSに闘いを挑め……か。見上げたもんだよな。KRSと闘うにはどんなに勇気がいるか分かってんのか? リスペクトするぜ。そういうNellyの根性にリスペクトしてる。俺が奴を、蚊を潰すように壁にたたきつけてやるのを知ってて言ってるんだから。まるでキリストだ。奴は死にたがってるけど、復活するってよ。その復活劇ってのが、結局ヒップホップ・コミュニティの仲間になることだって。あいつはいつもそう思ってるんだ」

KRS-OneはFreddie Foxxxとステージを共にし、弟分のMad Lionも参加した。彼はアンチNellyの代表作「Ova Here」でオープニングを飾り、16年強のラップキャリアから数々のヒットをパフォーマンスした。また、KRS-Oneはセット中にM.O.P.、Gang Starr、Jeru The Damaja、Afu-Ra、Supernaturalなどのスペシャルゲストを招き、彼らのヒットもいくつか披露した。

関連ニュースでは、KRS-Oneは『Prophets vs. Profits』というタイトルの13曲入りのサンプラーをリリースした。その中にはNellyをディスった「Ova Here」と「You Don't Really Want It」の2曲も含まれている。彼の次のオフィシャルリリースは『Kristyle』で、'03年に発売予定。

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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