元デスティニーズ・チャイルドのメンバーが「Survivor」の歌詞で訴訟を起こす

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Destiny's Childのメンバー、LeToya LuckettとLaTavia Robersonは2月27日、現在のメンバーであるBeyonce Knowles、Kelly Rowland、Michelle Williamsとソニー・ミュージックに対し、ヒューストン連邦裁判所に訴訟を起こした。LuckettとRobertsonは、契約違反、名誉毀損、不正行為を理由に、詳細は不明の損害賠償を請求している。元メンバーは、グラミー受賞曲「Survivor」の中の“中傷的な”歌詞が自分たちに向けたもので、以前に両者が交わした和解契約に違反していると主張している。この和解契約では、“お互いを中傷するような公式コメント”を禁じている。

元メンバーは「Survivor」の歌詞のある1行を問題として挙げている。訴訟では、“You thought I wouldn't sell without you, sold 9 million”(あなたたちがいなかったら売れないって思ったでしょ。でも900万枚も売ったわ)という歌詞が引用されている。LuckettとRobersoは、この歌ではLuckettとRobersoが“グループを故意に妨害しようとし、グループのメンバーとしての義務を放棄し、自らグループを脱退した”ことを示唆していると主張している。

LuckettとRobersonは、『Survivor』が'01年4月にリリースされたのに併せて、現在のグループのメンバー3人がメディアに話をする際、“作為的に誹謗し、事実を中傷的に誤って伝えている”としている。

Destiny's Childの弁護士、Tom Fulkersonは2月28日に発売されたヒューストン・クロニクル紙で今回の訴訟を“ばかげている”と述べた。「原告側がKellyやBeyonceに対する新たな訴訟を起こすことを考える以外に、何もすることがなかったのは残念です」

Fulkersonは同紙に「我々は和解契約を結び、それで一段落したと思っていたが、また同じようなことが起きた」と話している。

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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