英国大使館公邸でシュガーベイブス来日パーティ!

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英国大使館公邸でシュガーベイブス来日パーティ!

最注目ニューカマー、堂々登場

1st ALBUM

『one touch』

ワーナーミュージック・ジャパン
2001年08月22日発売
期間限定スペシャルプライス
WPCR-11055 1,980 (tax in)

1overload
2one foot in
3same old story
4just let it go
5look at me
6soul sound
7one touch
8lush life
9real thing
10new year
11promises
12run for cover
13don't wanna wait


デビューシングル「オーヴァーロード」がイギリスのシングル・チャートでいきなり第6位、ドイツで第3位、そしてオーストリアでは第2位…と、ヨーロッパ全体の注目を今最も集めているヴォーカル・グループ、シュガーベイブスの来日パーティが、駐日英国大使館内・公邸で行なわれた。若干16歳のキュートな女の子3人組(ミューチャ・ブエナ、シボーン・ドナーフィ、キーシャ・ブキャナン)のシュガーベイブスの、新しい才能がビンビンと伝わってくるショウだった。


▲ミューチャ・ブエナ、キーシャ・ブキャナン
今回駐日英国大使館・公邸で来日パーティが行なわれたのは、単にシュガーベイブスがイギリス出身のアーティストだから、というだけではない。10月5日から8日まで、パシフィコ横浜で開催される「第2回英国モータースポーツショー BRITISH MOTORSPORT SHOW 2001」(主催:英国モータースポーツ工業会)のイメージソングとして、シュガーベイブスの「オーヴァーロード」が採用されているからだ。まさにイギリスが国をあげて(!?)大プッシュするアーティストなのだ。

パーティ当日は、残念ながらシボーンが体調不良のため急遽イギリスへ帰国、ミューチャとキーシャの2人のパフォーマンスとなった。だが、そんなことは一切感じさせず、2人は堂々と「ワン・フット・イン」「ラン・フォー・カヴァー」「オーヴァーロード」の3曲を披露した。

16歳の3人組の女の子で、名前はシュガーベイブス…と聞くと、ティーン・アイドルグループ、と思われてしまいがちだ。だが、ミューチャはフィリピン系、シボーンはアイルランド系、キーシャがジャマイカ系で、そのマルチカルチャーな要素が、音楽にもふんだんに表れている。また、ポップで明るい音楽というよりも、落ち着いたヴォーカルとハーモニー、そしてダークな音で曲そのものの良さをシンプルに表現している。彼女たち自身が、多様なジャンルの音楽を聴いてきたこともあって、ポップス、R&B、ロック、クラブ・ミュージックを融合させたサウンドとなっており、ヨーロッパのミュージックシーンを騒がせた理由がそこにあることがすぐに分かる。

とはいっても、普段はもちろん16歳の女の子。「BARKSで今日のショウを取り上げるんだけど…」と言うと、

お願い!絶対いい写真だけを載せてね!! テラスで歌を歌った時も写真とったの?? 変じゃなかった?? 歌っている最中の写真とかって、何か苦手なのよねー…」(キーシャ)

尊敬するアーティストはアリーヤ。「
この間飛行機事故で亡くなったでしょ。本当に悲しい。彼女のダンスは男っぽいんだけど、フェミニンな要素も兼ね備えてる」とキーシャは言う。アリーヤの他にミューチャは「マライア・キャリーも尊敬しているわ」という。

日本国内では8月22日にデビューアルバム『ワン・タッチ』がリリースされたばかり。ヨーロッパだけでなく、今後は日本を含む各国でも注目の的になること間違いなしの最注目ニューカマーの登場である。

about Sugababes

フィリピン系のミューチャ、アイルランド系のシボーン、ジャマイカ系のキーシャと、同じロンドン出身でありながら個性の違う、16歳の少女3人組。

グループ結成は、とあるガレージ・パーティでシボーンが、元々友達同士だったミューチャとキーシャに出会ったのがきっかけ。仲良くなった3人は一緒に遊ぶようになり、ラジオやMTVで流れるヒット・ソングを、3つのパートのハーモニーを作りながら歌うようになる。それを聴いていた3人の友人の義理の兄(現在のマネージャー)が契約をオファー、シュガーベイブスが誕生した。これが全員13歳の時。

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ちなみにそのマネージャーが契約を決断したのは、3人がアン・ヴォーグの「ドント・レット・ゴー」をアカペラで歌っているのを聴いた時だとか。

グループ名の由来は、彼女たちがBABY FOODが好きで、それがSUGARのように甘いから。その後3年間のレッスンを経て、2000年秋にデビュー・シングル「オーヴァーロード」を発表。この曲はUKシングル・チャートで6位を記録した上、トップ30に6週間もランク・インする大ヒットとなる。同年11月に本国でリリースされたアルバム『ワン・タッチ』も、すでにUKだけで20万枚を突破し、ロング・セールス中。

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