ノエル・ギャラガー、新聞記事にご立腹

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ノエル・ギャラガーが、ファンと交わした会話の中で弟リアムのニュー・バンドを皮肉ったと報道した英タブロイド紙『News Of The World』の記事に憤慨している。

同紙は日曜日(2月21日)、ノエルがリアムのブリット・アワーズでのスピーチに対し「あいつが俺のバンドの手柄を自分のものにしたいってんなら、それはあいつ次第だ。でも、ファンなら事実を知っている」、元オアシスのメンバーによるニュー・バンドを「(UKのガールズ・グループ)シュガーベイブスみたいじゃないか。今度はアンディ・ベルを追い出して、代わりに足の長いブロンドを入れるんだろうよ」などとディスったと伝えていた。

これに対し、ノエル側は同日、オアシスのオフィシャル・サイト(Oasisinet.com)に声明を発表、記事は事実無根だと反論した。「記事の内容、ノエルによる言及は、まったくのデタラメだ。その上、この記事を書いたのは“特ダネ”と称し、リアムが女性ベーシストをバンドに加入させたと報じたのと同じジャーナリストだ。記事の中にあった女性は、ファン・サイトのエディターで、報道がなされた後数時間もたたずに全面否定し新聞に恥をかかせている」

ノエルは、この記事に対し弁護士に相談中だという。

オアシスはこれまでもタブロイド紙の常連中の常連で、中には事実とは思えない記事も数多くあったが、この程度の内容でわざわざ声明を発表するのはめずらしいのでは。オアシス脱退以降、沈黙を守っている彼。3月、チャリティ・イベントでパフォーマンスする予定だが、そのとき、ノエル側のストーリーを語ってくれるのだろうか。

Ako Suzuki, London
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