イン・シンクの新アルバム『Celebrity』が発売週に188万枚を売り上げる

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'N Syncは新アルバム『Celebrity』を発売第1週目で約188万枚を売り上げ、確実にBillboard 200アルバム・チャートのトップを獲得した。『Celebrity』の1週目の売上記録はSoundscanの調査史上、他のアルバムをまったく寄せ付けないほど群を抜いており、唯一の例外が彼ら自身の2000年のアルバム『No Strings Attached』である。

Chris Kirkpatrickは最近のLAUNCHのインタヴューで、『Celebrity』が150万枚以上売れても売上が落ちたと言われるのはなんとも皮肉だと、冗談めかして話していた。

「一番面白いのは、1週間で150万枚売れたと思ったら突然ガクンと落ちることだよ。僕らにしてみれば、全然気にならないけどね。なぜなら、すごくしっかりとしたアルバムを作ったから、僕らの立場からしたら、もし1週目で10万枚しか売れなかったとしても、このアルバムであれば、その後の4年間で毎週10万ずつ売れると思ってる。このアルバムにすごく自信を持っているし、自分たちのやっていることにも自信があるんだ」

'N Syncの前作『No Strings Attached』は、2000年3月の発売から1週間で240万枚の売上を記録し、発売1週目で200万枚以上を売り上げた史上初のアルバムとなった。発売第1週売上記録のこれまでの第2位は、同年発売のEminemの『The Marshall Mathers LP』の176万枚だった。

J.C. Chasezは、経済状況が今年のアルバム売上に大いに関係していると説明する。

「音楽の販売市場の状況はすっかり変わったんだ。以上」と彼。「いいかい、誰も昨年のような売上枚数は上げていない。音楽については、去年はとにかく史上空前の売れ行きを示していたんだ」

Kirkpatrickも、本当に重要なのは'N Syncのメンバーが自分たちの仕事を心から楽しんでいるということだと言う。

「最高なのは、僕らに会った人たちが“君らがこんなにイケてる奴らだとは思わなかったよ”って言ってくれることだね。僕らはただ、自分自身でいようとしてるんだ。とにかく楽んで過ごしてる。人との交流やみんなと一緒にいること、自分たちの音楽、自分たちのしてることが好きだし、ツアーや自分たちの仕事のすべてをエンジョイしてる。だったら、楽しんでやってたほうがいいだろ?」

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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