エミネム、オーストラリアのビザ申請で問題が生じる

オーストラリア入国管理局はEminemにビザを発給するかどうか頭を悩ませている。ラッパーのEminemは7月5日付で申請書を提出。彼は7月26日にメルボルンで、27日にはシドニーで、D12のコンサートを2日間予定している。

入国管理局のPhilip Ruddockは、Eminemが入国することよって市民に混乱を招くようであればビザが却下される可能性があるとニュース通信社に語った。報道によると、John Howard豪首相、連邦自由党員のPeter Slipper、聖職者のFred NileらはEminemの入国に反対している。特にNile師はEminemをアドルフ・ヒットラーにたとえている。また、Eminemのビザが降りたとしても、Australian Family Association（オーストラリア家族協会）は入場には18歳以上の付き添いが必要だと示唆している。労働党議員のChristian Zahraは、Eminemの入国を彼の歌詞で判断すべきではないという。彼女はオーストラリア国民にこう訴えている。
「多様性は良いことです」「次はMariah Careyの入国を拒否しましょうか。退屈だからという理由でね」

LAUNCHの要求に対するInterscope RecordsのEminemのスポークスパーソンからの回答はなかった。

Billy Johnson Jr., Los Angeles　LAUNCH.com