エミネム、Cutis Hanson監督作品で初の本格的主演映画決定

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お騒がせラッパーEminemの、初の本格的映画出演が決定した。内容は予想に違わず、世間を騒がせている問題を抱えたラッパーの話。Eminemが演じる役は彼と同様にデトロイト出身で、行き場のない怒りのはけ口と自分の存在を確かめる方法として、これまた本人同様にラップ/ヒップホップの世界に入っていく。しかし情報によれば、映画とEminem本人の人生との相似はここまでだという。監督は『L.A. Confidential/L.A.コンフィデンシャル』『Wonder Boys/ワンダー・ボーイズ』などの評価の高い作品を手がけているCurtis Hansonが努めることになっている。

Eminemは今まで演技経験はないが、HansonはVariety誌のインタヴューの中で、新しい主演男優に自信を持っていると語っている。
「彼の才能をスクリーンで生かす手助けは、この企画で楽しみにしていることのひとつだよ」

昨年のアルバム『Marshall Mathers LP』の大成功以来、Eminemには映画界からラブコールが殺到している。Warner Bros.は、ラッパー仲間のDMXとの共演を申し入れたと囁かれ、何人もの有名脚本家たちが、Eminemを主役に想定した脚本を執筆し始めているという。

今回の映画のプロデューサーは、Imagine EntertainmentのBrian GrazerとInterscope RecordsのJimmy Iovine。ちなみにInterscopeはEminemのアルバムのレーベル。脚本は'99年の『The Mod Squad/モッド・スクワッド』を手がけたScott Silverで、脚本はすでに完成しているがタイトルのほうはまだ決まっていない。

Chad Dougatz, New York LAUNCH.com
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