デスティニーズ・チャイルド、イン・シンクらがチャリティ・コンサートに出演

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Destiny's Child'N SyncMacy Gray、98 Degreesが6月5日にニューヨークのRoseland Ballroomで開催されるCandies Foundationのチャリティ・コンサートに出演する。出演者はさらに追加される予定。コンサートの目的は、新しく設立された基金、Candies Foundationのために50万ドルの収益を上げることである。イベントのホストは、同基金の広報担当である女優のJenny McCarthyが務める。

Destiny's Childは新アルバム『Survivor』が米国発売された翌日の5月2日、多忙なスケジュールにもかかわらず時間を作り、ニューヨークのWest Side高校で行なわれたCandies Foundationの設立記念イベントに参加した。メンバーと共に参加したMcCarthyが、10代での妊娠の影響について一般の認識を高めていくことで、若者たちを教育していくことを目的としたこの基金の設立を発表した。

Destiny's Childのメンバー、Beyonce Knowlesが10代の妊娠という問題にグループとして関わることを決めた理由について、ざっくばらんにLAUNCHに話してくれた。
「自分たちがお手本として見られていることは知っているし、私たちが力になれるのであれば協力するわ。10人中4人の少女が20歳になる前に妊娠するというのは残念なことね。必ずしも、ちゃんと承知した上でのことではないわけだから。セックスをしなければいけないというプレッシャーを感じたり、ときには男性から避妊なしのセックスを迫られたりしてのことなのよ。女性はもっと自分を大切にして、自分自身を愛するべき。みんなが自分のことを愛せるようになれるのであれば、お手伝いするわ」

一般の認識を高めていく方法のひとつとして、Destiny's Child、'N Sync、98 Degrees、Macy Gray、McCartheyの写真を使用した広告がエンターテイメントおよびライフスタイル系の雑誌に掲載される。広告には10代の妊娠に関する驚くような統計と共に、10代の若者へむけたポジティヴなメッセージが載せられている。基金の最終的な目的は、米国内での非常に高い10代の妊娠率を下げることである。Destiny's ChildのMichelle Williamsは、West Side高校の体育館で生徒たちに向かいこう話していた。

「子供を生んだからって“Survivor(生き残り)”になれないって言っているわけではないの。中にはちゃんと勝ち残ってきた人たちも知っているわ。ただ、そのことで遅れをとりたくはないでしょ。第一、エイズがあるわけだし、避妊しないセックスなんてしたくないでしょう。性行為で移る病気の中には、他にもまだ治療法の見つかってないものがたくさんあるわ。私たちが今日ここに来ているのは、みんなに10代の妊娠に伴うリスクというものをちゃんと知ってもらいたいからなの」

6月5日のコンサートのチケットは3種類になる。コンサートのみが300ドル、準備パーティーとコンサートが500ドル、準備パーティーとコンサート、さらにStudio 54での打ち上げパーティーが1000ドル。チケットに関する詳しい情報は近日中にCandies Foundationの公式ウェブサイト、candiesfoundation.orgに掲載される。

Jason Gelman、ニューヨーク
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