エミネムがDetorit Music Awardsの最重要賞を獲得

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Eminemは、2000年6月に起こした事件の武器隠匿所持罪で、4月10日(火)にマコーム郡裁判所で判決を受けることになっているが、その前にしばしのパーティーを楽しんだ。4月8日(金)にデトロイトのState Theatreで開催されたDetroit Music Awardsで、EminemはKid RockMadonna、Uncle Krackerらを打ち負かし、最も栄誉ある2つの賞を獲得。『Marshall Mathers LP』でのOutstanding National Album(最優秀国内アルバム)と“The Real Slim Shady”でのOutstanding National Single(最優秀国内シングル)である。自らのグループ、D-12のライヴの準備に取り掛かっていたEminemの代わりに、片親違いの10代の弟といとこが下品な言葉満載のスピーチと共にトロフィーを受け取った。

友人のRockが観客に交じり声援を送るなか、EminemはD-12の待望のアルバム(6月米国発売)から4曲を聴かせてくれた。グループはエッジの効いたサウンドで、“Shit Can Happen”“Pimp Like Me”、ドラッグ・ナンバー“Purple Pills”、皮肉なタイトルの“Pistol Pistol(ピストル・ピストル)”を披露。D-12のメンバーはライヴの出来に満足で、10日の判決について、お騒がせなマルチプラチナ獲得のグラミー受賞ラッパーが、実刑ではなく保護観察処分になることを本人を含めたメンバー全員が願っていると語った。

Detroit Music Awardsの他の受賞者は、テクノ・アーティスト、Carl CraigがOutstanding Electronic/Dance DJ(最優秀エレクトリック/ダンスDJ)と『Designer Music Volume 1』でOutstanding Electronic/Dance Recording(最優秀エレクトリック/ダンス・レコード)を受賞。Marshall Crenshawも『This Is Easy: The Best Of Marshall Crenshaw』でOutstanding Anthology, Compilation, or Reissue(最優秀アンソロジー/コンピレーション/再発盤)を受賞した。元SpongeのVinnie Dombroskiは新バンド、Crudの活躍でOutstanding Rock Songwriter(最優秀ロック・ソングライター)に、宗教系のシンガーソングライター、Jennifer KnappはOutstanding Contemporary Christian Act(最優秀現代クリスチャン・アーティスト)に輝いた。最多受賞者は、地元レゲエ・バンドのImmunityで、個人とバンドで合計6つの賞を獲得した。

LAUNCHスタッフ、デトロイト
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