スティング、ディズニー映画のサントラ制作に誇り

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Stingは12月15日(金)から始まったディズニーアニメ『The Emperor's New Groove』の映画音楽を作曲、再び脚光を浴びている。Stingが制作した曲で映画の中に登場するのは、“Perfect World”と“My Funny Friend And Me”の2曲。サウンドトラックアルバムにはStingとDavid Hartleyが作曲し、最終段階で使用されなかった他の曲がいくつか収録されている。

Stingは、先輩のElton JohnPhil Collinsのようにディズニー音楽史に軌跡を残せて嬉しい、とLAUNCHに語った。
「僕はディズニー映画で育ったんだ。たとえば、The Jungle Book(ジャングルブック)に、The Sword In The Stone(王様の剣)、Sleeping Beauty(眠れる森の美女)、Pinocchio(ピノキオ)……」と彼は言う。
「つまり、はっきりと記憶しているんだ。僕と同じくらいの年齢の人、同世代の人もそうだと思う。だから、ディズニーの仲間に誘ってもらってすごく誇りに思っている。“ノー”なんて言うわけないよ。ディズニーが電話をかけてきて、“えっと、曲を作ってもらいたいんだけど”って言われたら、返事は“OK”だ。曲作りを始めて、完成させ、仕上げて映画の中で使われるなんて、すごいことだ。ワクワクしてるよ」

Stingの妻、Trudie Stylerは、彼女がプロデュースしている'01年リリース予定の新作ドキュメンタリー『Sweatbox』の中で、映画用に作って使用されなかった他の3曲をフィーチャーする予定。映画のほうは、皇帝になるための道のりに伴う苦難や試練に焦点をあてたストーリーで、Stingも同じようにその過程を経験したといえるだろう。

Gary Graff、デトロイト
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