イン・シンクのメンバー殺害計画が発覚

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テネシー州に住む女性が、息子の'N Syncのメンバー殺害計画を通報し、事件を未然に防いだ。17歳の息子を持つこの母親は、'N Syncのメンバーを襲う計画書や図面の入ったファイルフォルダを発見したため、サムナー郡職員へ通報した。この少年の氏名などは明かされていない。少年の計画は、地元の銃砲店を襲い、必要であれば店員を殺してでも銃を奪った後、10月21日の夜に、'N Syncが公演を行う予定になっているアトランタのPhilips Arenaへ向かうというもの。計画の終わりには、メンバーを殺し、また、その邪魔をするものは全員殺すとあった。

保安官のDon Linzyは、計画は少年が単独で行なおうとしたものだろうと、Gallatin News Examiner紙に語っている。
「発見された記述内容はすべて、彼1人の計画であったことを示している。どれも、一人称で“俺が”どうするとなっていて、“俺たち”という記載は一切なかった」

Linzyは、少年の母親のとった行動を評価し、もっと親が子供の行動に積極的に関われば、1年前に起こったコロンバイン高校のような事件(少年による銃乱射)は、避けられるだろうと語っている。
「決して簡単でないことは分かっています。しかし、彼女は通報するという正しいことをしました。不審なものを発見し、行動したのです」

なぜ、'N Syncがこの少年の憎悪の標的となったのかについて、Linzyは、“グループが女の子を独り占めしてる”と、少年が記述しているとを述べた。この17歳の少年には、現在、精神鑑定が行なわれている。News Examiner紙の記者、Roger SmithがLAUNCHに語ってくれた。
「この少年は以前から精神的問題を抱えており、母親はフォルダを見つけると、すぐに通報した」

'N Syncは、その人気の高まりとともに、警備が非常に重要な問題になってきている。大多数のファンは、メンバーのプライバシーを尊重しているが、よりメンバーに近づこうとする者は常に存在する。Joey Fatoneが最近LAUNCHのインタヴューに答えている。
「時どき行き過ぎて、個人的な生活に入り込んでこようとする人が出てくる。(会場などで)叫んだり、音楽を楽しんだり、サインや写真を欲しがるのは構わない。だけど、プライベートなところまで踏み込んできたり、ありもしない嘘を言いふらしたり……わかるだろ? 行き過ぎで、まともじゃないこと。それが怖いんだよ」

記:Chad Dougatz、ニューヨーク
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