メアリー J.ブライジ、国連の“Race Against Poverty Awards”の式典でライヴ

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Mary J.Bligeは、国連開発計画(UNDP)の“第4回 Race Against Poverty Awards”でライヴを披露する。この式典は、10月23日にニューヨークの国連本部で開かれる。

今年の式典では、エイズ/HIV問題を一般に認知させる活動で活躍した個人の功績を称える。式典の目的は、エイズ/HIVで壊滅的な被害を受けているアフリカをはじめ、世界各国に影響を与えているこの恐ろしい伝染病に対する一般の意識を高めること。また同時に、エイズ撲滅のために世界中の政府高官、外交官や企業が一体となった協力体制作りを進めることである。

Bligeは、ラッパーのLil' Kimと共にM.A.C.(化粧品のブランド)の口紅「Viva Glam III」のコマーシャルを行なっているが、この口紅の売上は、同社の設立したエイズ基金、M.A.C. AIDS Fundに使われている。この基金は、HIV/エイズ患者への生活必需品の提供を支援しており、今年初めには、アフリカの惨状を救うUNDPのプログラムに50万ドルを寄付している。さらに式典の10月23日には、再び25万ドルをUNDPのアフリカ国内における支援プログラムに寄付することになっている。

今回の“Race Against Poverty Awards”の司会は、UNDPの親善大使である俳優のDanny Gloverが務める。Gloverは、UNDPの大使として世界各国を回っている。そして彼はそうした活動の中で、さまざまな問題に対する一般の認識を高めるには、まず人々の注目を集めることが大切で、そのためには有名人が重要な役割を果たすことに気づいたという。
「僕たち(有名人)は、色々な問題に人々の目を向けさせることができる。そして、まず人々に気づかせることが、結果、彼らを行動に導くことになり得ると僕は信じている」

記:Lucy Tauss、ニューヨーク
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