Coolio、ワシントンD.C.で喘息への認識を高める

ラッパーCoolioは9月13日喘息で苦しんでいる人たちに適切な介護を促すためワシントンD.C.で衛生監David Satcherと共に活動に参加した。

Coolio自身生まれつき喘息持ちで、彼の子供たちも同様に喘息で苦しんでいる。Coolioは、若者が処方治療にひどく抵抗を示すのことはよく分かっているが、症状に対し適切な処置を施さない人ときちんと対処した人とでは喘息と付き合っていく人生においてかなりの差が生じると言う。
「若い人たちは、日常レベルで喘息を管理する責任に対し強い抵抗を示す。俺もそうだった。けど、そのうち、喘息治療とうまく付き合っていけるようになり、医者とも協力し、現代の医療も手伝って、人生が100％向上した。今は辛い喘息の発作も出ないし、ミュージシャン、また、俳優として公演をこなしている。喘息に負けてはならない」
Coolioは都市に住むマイノリティーの若者を対象にこれからも一連の公共奉仕を呼びかけていく予定。

David Satcher博士は喘息の被害が一番大きいのはマイノリティーの居住地域だと記述している。アフリカ系アメリカ人の子供や青年は、白人の子供や青年と比べ、喘息で入院する確率が2、3倍も大きい。その中でさらに3～6倍の確率で死亡に至るケースがある。博士は、特に喘息の危険要因を排除することに関して喘息の認識を高めること、それにより喘息で苦しんでいる社会が改善され、また、地域の衛生管理局は患者のためにより手軽な治療を提供できる道を見つけなければならないと述べた。

記：Lucy Tauss、ニューヨーク