Boyz II Men、全米で賞賛される

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Boyz II Menは3年ぶりにニューアルバム『Nathan Michael Shawn Wanya』をリリース、ニューヨーク市で新作について記者会見を行なう予定。
フィラデルフィア出身のこの4人組は、音楽以外に地域活動や慈善活動にも力を入れているグループとして知られ、ニューヨーク、シカゴ、ニューオーリンズ、アトランタ、ダラス、ヒューストン、デンヴァー、ワシントンDCの数都市の市長たちが9月12日を「Boyz II Men Day」と定め、各都市における活動の認知度を高める決定を下した。

Boyz II Menの4人のメンバーは『Nathan Michael Shawn Wanya』で大部分の音楽を自ら創作、プロデュースした。先日その中の1人Shawn Stockmanが、LAUNCHとのインタヴューでアルバムの創作管理に重点を置きたいと発言、「グループとして、また、曲作りをする未来のアーティストとして、そしてアルバム制作により深く関わっていくミュージシャンとして、次なるステップを踏み出した」と語った。
Shawnは、これまでもずっとグループのメンバーが曲を書き、制作してきた。だが、大ヒットした曲というのは、高名なヒットメーカーJimmy Jam & Terry LewisやKenneth "Babyface" Edmondsらが作った曲だった、と言う。Boyz II Menはグループの能力を確立するため新作で自作のヒット曲を出したいとの思いが強い。

「1stアルバムの『Cooleyhighharmony』でさえ、全曲において曲作りをしたのに、認識が低くそれなりの評価を受けることがなかった」コメントはさらに続く。

「今度は、制作業務に深く関わりを持ちたい。理由は、まず、そうでなければならないということ、そして、Jam & LewisやBabyfaceがアルバムを制作したとき、Boyz II Men結成以来の大成功を収めたというのは事実だが、彼らのプロデュースがなくとも生きていけるという能力を持ちたいということ。ヒット曲を作ってもらったことには感謝しているし、彼らの制作したアルバムも大好きだ。だけど、今回の方法で、自分たちの音楽、Boyz II Menそのものをファンが感じてくれるかどうか見たいんだ。他の作曲家やプロデューサーが作った音楽でなく。」

記:Lucy Tauss、ニューヨーク
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