【ライブレポート】ゴールデンボンバー、20周年アリーナライブで魅せた“変わらないバンドの姿”。新曲配信＋全国ツアー開催発表も

ゴールデンボンバーが、1月7日・8日と2日間にわたって20周年アリーナライブを神奈川・ぴあアリーナMMにて開催した。

◆ゴールデンボンバー ライブ写真 / 動画

1日目の＜旧作-kyusaku-＞はバンド初期曲中心のライブを行い、2日目となる＜新作-shinsaku-＞では前日とは全く異なった演出・セットリストで構成されていた。ここでは、2日目の様子をお届けする。

会場が暗転すると、近未来的な世界観のオープニング映像が映し出され、期待膨らむ歓声の中、前日とは打って変わりスタイリッシュな衣装を身に纏ったメンバーが現れた。1人ずつステージに立ち、最後に鬼龍院（Vo)）中央から登場すると「シン・一曲目」からライブがスタートした。「一曲目」「Hey Yo!」で会場を一気に熱くさせ「抱きしめてシュヴァルツ」では大谷翔平選手が達成した「50-50」にかけて、喜矢武豊（G）がパンツを50枚連続で履くという荒技をなんとか成功させた。


恒例の演劇コーナーを挟み、後半パートの「ガガガガガガガ」の曲中では、大食いタレントのギャル曽根の写真がプリントされたTシャツを着ると大食いが出来るようになるという喜矢武が、豚まんを大量に食べ始める。すると途中でまさかのギャル曽根本人がサプライズ登場し、会場を驚かせた。曲を終えて「いつも本当にすみません！」と本人に謝ると「是非これからもギャル曽根Tシャツをお願いします！」とやりとりする場面も。

アンコールでは、2025年一発目の配信リリースとなる新曲「リフォビア」を披露した。翌日の1月9日から配信リリースされるとアナウンスし、ファンにとっては新年早々嬉しいニュースとなった。そのあとMCで「ぴあアリーナMMはやっぱでかいな…。僕はもっと頭でかくしないといけないなと思いました。後ろの方だと見えない人いるかもしれないから」と謎の発言をする鬼龍院。すると「君といつまでも」で、頭を大きくする謎のマシーンが登場し、鬼龍院が挑戦する。水の入った水槽の中だと光の屈折によって頭が大きく見えたのだが、結果水中では声が出ず、メンバーから「いや、歌えてないじゃん！」と突っ込まれながら、鬼龍院のシュールな姿と水中の様子を会場は見届けた。



最後は紙吹雪が舞うなか「キスミー」を歌い上げ、ダブルアンコールでは熱湯風呂に入りながらの「女々しくて」。それを見た岡崎体育が「20年間何も変わってへんやんけ！」と突っ込むコメント映像がスクリーンに流れると、会場は笑いに包まれた。そのあとのエンディングでも樽美酒 研二（Dr）が「初日の出」ならぬ「ケツ日の出」でお尻を見せながら、宙に浮いたりと「20年間変わってない」という岡崎体育の言葉通り、デビュー当時から変わらずにハチャメチャなステージを繰り広げるゴールデンボンバーの20周年記念ライブは幕を閉じた。

2日間のライブの模様はニコニコ生放送・JOYSOUND「みるハコ」で、アーカイブ映像が配信される。また、8月からは全国16都市にて＜ゴールデンボンバー全国ツアー2025＞の開催が決定した。チケットなどの詳細は後日発表予定だ。また新曲「リフォビア」のMVが現在YouTubeにて公開中となっているので、そちらもチェックしていただきたい。




写真◎菅沼剛弘