杉山清貴、様々な景色が思い浮かぶコンサートツアー<古いシネマを観るように、、、>開幕
杉山清貴が、2024年後半のコンサートツアー<古いシネマを観るように、、、>を11月9日の神奈川・KT Zepp Yokohamaからスタートした。本ツアーは、12月21日の東京・昭和女子大学人見記念講堂の最終公演まで全13公演が開催される。
◆杉山清貴 ライブ写真
2024年前半に行われた、杉山清貴&オメガトライブのデビュー40周年を記念したツアーとは対照的に、今回は西脇辰弥(Piano , Synthesizer , harmonica)、堀川真理夫(B , Dr , Per)、住友紀人(Sax・Synthesizern・Cho)という三人だけのミニマムでシンプルな編成。この編成はコロナ前に東京・椿山荘の他、3カ所ほどで開催されたプレミアムなステージの再来だ。
▲写真左より:西脇辰弥、堀川真理夫、杉山清貴、住友紀人
ツアータイトルをあまりつけることのない杉山が、珍しくつけたタイトルに<古いシネマ>とあるだけに、“映画音楽が多く構成されているのか?”と思いきやそうではない。杉山は「昔のヒットチャートには映画音楽が入っていて、それをも楽しんで聴いていた」という思いを込めて、映画音楽を楽しむように自身の楽曲の中から、いろいろな景色、シーンが見えてくるように選曲をしたという。
オープニング曲直後に届けられたナンバーは、映画『ノッティングヒルの恋人』(1999年公開)の主題歌でエルビス・コステロが歌った「She」(オリジナルはシャルル・アズナブール:1974年)。いつまでも変わらない杉山清貴の歌声を聴きながら、今回のライブ・テーマへと誘われていくのを感じた。
その後も軽快な杉山のトークによる楽曲紹介と共に、ハワイやニューヨーク、横浜、そして夜や夏の風景といったテーマ、光景が盛り込まれた歌の世界が展開される。演奏は、名手たちによるハーモニカやサックスの旋律がフィーチャーされ、聴くものの中にそれぞれの風景が描かれたであろうステージが展開された。ツアーは始まったばかりなので、届けられた楽曲はぜひ会場でお楽しみいただきたい。
ミニマムでシックな今回のステージは、全国を回っていく中でサウンドもより一層熟成され、ツアー最終日にはいったいどんなステージへとなっていくのか、期待が膨らんだ初日となった。
Sugiyama Kiyotaka Concert Tour 2024<古いシネマを観るように、、、>
メンバー:住友紀人、西脇辰弥、堀川真理夫
チケット問い合わせ:キョードー東京(0570-550-799)
◆ツアースケジュール
2024年
11月9日(土)神奈川 KT Zepp Yokohama 開場16:00/開演16:30 ※終了
11月10日(日)名古屋 DIAMOND HALL 開場16:00/開演16:30 ※終了
11月16日(土)広島 広島クラブクアトロ 開場16:00/開演16:30
11月17日(日)福岡 電気ビルみらいホール 開場16:00/開演16:30
11月23日(土)埼玉 響の森 桶川市民ホール 開場16:00/開演16:30
11月24日(日)栃木 宇都宮市文化会館 小ホール 開場16:00/開演16:30
11月30日(土)新潟 NIIGATA LOTS 開場16:00/開演16:30
12月1日(日)仙台 仙台PIT 開場16:00/開演16:30
12月7日(土)東京 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール 開場16:00/開演16:30
12月8日(日)東京 福生市民会館 大ホール 開場16:00/開演16:30
12月13日(金)大阪 なんばHatch 開場18:30/開演19:00
12月14日(土)大阪 なんばHatch 開場15:30/開演16:00
12月21日(土)東京 昭和女子大学 人見記念講堂 開場15:45/開演16:30
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