【ライブレポート】Crossfaith、<SiM「20YEARS」>でKazuki復帰
盟友SiMの活動20周年を記念したスペシャルイベント<SiM 20TH ANNiVERSARY 「20YEARS」>のDAY1(2024年11月2日)にCrossfaithがトップバッターで出演し、療養につきライヴ活動を休止していたKazuki(G)が復帰を果たした。
Kazukiが体調不良により一時的にライヴ活動を休止していた間はサポートメンバーによって公演を行っていたが、公演前日となる11月1日(金)に、公式ソーシャルにてKazukiの復帰を発表していた。客電が落ち、SEがスタートすると、Kazukiを含む5人のメンバーがステージ上に現れ、これまでと何も変わりはしない、と言わんばかりのいつも通りの空気感でそれぞれが立ち位置に着いていく。
ライブでは、最新アルバム『AЯK』からの楽曲を中心に全10曲が披露された。
アルバム『AЯK』冒頭と同じく、「The Final Call」~「ZERO」と、早速の轟音を観客に浴びせかけ「どうすか、調子は。SiM、20周年おめでとう。バチクソ暴れて帰ってください」と、ドアタマからオーディエンスを煽りまくり、「God Speed」「L.A.M.N」など推進力抜群の楽曲を続々投下していく。
中盤には「20周年の為に、特別な曲を用意してきました」と、SiMの「blah blah blah(REMIX)」を披露。「全然あかんやん、聴こえへんかったんやけど(笑)え、あのSiMさんの代表曲なんすけど、歌えるよな」と愛ある煽りでSiMファンをKoieがアジる。
「折角なんで、今日しか出来ない曲を演ります、MAH from SiM!」と、スペシャル・ゲストとして本日の首謀者であるMAHが呼びこまれた。お互いを知り尽くしている戦友の登場に会場は大いに沸き「Warriors feat.MAH from SiM」が披露された。Crossfaithの曲にMAHがフィーチャリング参加した初の作品で、最新アルバム『AЯK』の中でも重要な意味を成している一曲だ。この曲にて熱気渦巻くフロアのテンションは最高潮に達した。
「SiMと初めて出会ったときはライブハウスに(お客さんが)2人ぐらいしかおらんくて。お客さんよりお互いのバンドを見てるメンバーの数のほうが多いぐらいだったんだけど、そのときからどっちもヤバいというのを20年前からお互い気づいていた」──Koie。
ラスト前のMCではKazukiの復帰にも触れられ、「心配かけてすまんなんやけど、こちらにKazukiさん、ご出所されましたので(笑)」とKoie。それに対して、「盛大にSiMを祝いにきました!」とKazuki。自身のことよりもまず、盟友SiMへの祝福の言葉が出てくるあたりがKazukiらしい。会場からは暖かい拍手が投げかけられていた。
「俺たちの新しいアンセムになった楽曲」という、最新作『AЯK』でもラストを飾る「Canopus」を盛大にブチ上げてLIVEは終了。盟友SiMの20周年という節目の舞台で、トップバッターとしてバチバチに会場を盛り上げた。
次は俺たちの番だ、と言わんばかりのCrossfaithは、2025年2月1~2日、幕張メッセにて彼等史上最大規模のワンマン公演<OUR FAITH WILL NEVER DIE>と、初となる主催フェスティバル「HYPER PLANET 2025」の開催を予定している。
Photo by SHOTARO
<Crossfaith セットリスト>
1.The Final Call
2.ZERO
3.God Speed
4.Jägerbomb
5.L.A.M.N
6.Blah Blah Blah Remix
7.Warriors feat.MAH from SiM
8.Countdown To Hell
9.Afterglow
10.Canopus
<Crossfaithワンマン&主催フェスティバル>
■ 2025年2月2日(日)DAY2: FESTIVAL「HYPER PLANET 2025」
@幕張メッセ国際展示場 7・8ホール
「OUR FAITH WILL NEVER DIE」
スタンディング ¥8,800 / 指定席 ¥10,800(税込/D代別)
通し券 ¥20,000(税込/D代別/2月2日の主催フェス公演との2日通し券となります)
「HYPER PLANET 2025」
スタンディング ¥12,800 / 指定席 ¥14,800(税込/D代別)
通し券 ¥20,000(税込/D代別/2月1日のワンマン公演との2日通し券となります)
・券売情報
オフィシャル4次先行:~11月10日(日)23:59PM
https://w.pia.jp/t/crossfaith-fes2025/
◆Crossfaithオフィシャルサイト
この記事の関連情報
<REDLINE>、SiMのMAHを中心とした一大プロジェクト“REDLINE DREAM BAND”始動
Crossfaith、「My Own Salvation」のミュージック・ビデオを公開
【インタビュー】傑作『AЯK』を生み出した、Crossfaith第二章の現在・過去・未来
Crossfaith、タワーレコードとのコラボ・キャンペーン決定
Crossfaith、新曲「Warriors feat.MAH from SiM」をリリース
Crossfaith、WARGASMとのコラボ作品「God Speed feat.WARGASM」を公開
Crossfaith、ニューアルバム『AЯK』&全国ツアーを発表
SiM主催<DEAD POP FESTiVAL>、第二弾発表にAwich、Crossfaith、YOASOBI、Dizzy Sunfist、SKINDRED+日割りも
フォーリミ主催<YON FES 2024>第1弾でオーラル、ロットン、マイヘア、Crossfaith、サバシスターら13組