清春、黒夢復活ライブと恒例＜The Birthday＞公演の放送／配信が決定

清春がデビュー30周年を記念して、2024年3月より2025年2月までロングツアー＜debut 30th anniversary year TOUR 天使ノ詩『NEVER END EXTRA』＞を開催中だ。同ツアーより、SADSと黒夢の限定復活ライブ、清春のバースデーライブ、さらにインタビューを交えてのミュージックビデオ番組が、WOWOWにて6ヵ月連続で独占放送／配信されることが発表となった。

◆清春 画像

黒夢でのメジャーデビューから30周年、ソロデビュー20周年のダブルアニバーサリーを迎えた清春が、黒夢、SADSの復活を含む約1年にわたるロングツアーを開催中だ。現在50代の清春がアニバーサリーイヤーを精力的に駆け抜ける姿を、10月から6ヵ月にわたって特集される。


10月および11月はSADS特集となる。清春率いるSADSが6月29日および30日に開催したZepp Haneda(TOKYO) 2公演は、約20年ぶりに初期メンバーが復活。熱くソリッドなパフォーマンスは会場を熱狂の渦に包み込んだ。“SADS 1999-2003”をテーマに、初期5枚のアルバム『SAD BLOOD ROCK’N’ROLL』(1999)、『BABYLON』(2000)、『THE ROSE GOD GAVE ME』(2001)、『“”(untitled)』(2002)、『13』(2003)からの楽曲が披露されたセットリストは、シングル「忘却の空」「SANDY」など人気曲を含む楽曲で構成された上、両日一切重複なし。10月は、この2日間のライブが約4時間にわたって放送／配信される。

11月は、SADS後期の6年ぶり集結ライブを含む限定復活を記念して、清春セレクトによるMV集を本人インタビューと合わせて一挙放送。SADSのヒストリーを初期から辿るミュージックビデオが撮り下ろしインタビューも交えて一挙放送される。


12月および2025年1月は清春ソロを特集。1994年2月9日に黒夢としてメジャーデビューを果たした清春は、2003年からソロのシンガーソングライターとして始動。音楽はもちろん、発言やファッションも含めた鮮烈なスタイルは、後続の若手ミュージシャンに大きな影響を与え続けている。2024年3月には、4年ぶり11枚目となるオリジナルアルバム『ETERNAL』をリリース。同月から60本を超えるロングツアーを開始した。同ツアーより清春の56回目の誕生日の3日前、10月27日に開催される恒例の＜The Birthday＞ライブの模様が12月に放送／配信される。

2025年1月は清春セレクトによるMVが本人インタビューと合わせて届けられる。2003年、ショートフィルム「オーロラ」をデビュー作として清春名義のソロプロジェクトがスタート。翌2004年には、メジャーデビュー10周年記念日となる2月9日にソロ1stシングル「EMILY」をリリース。同年4月には1stアルバム『poetry』を発表し、20年にわたり精力的なソロ活動を続けてきた。そんな清春のヒストリーが自身の最新の言葉と合わせて構成されるMV集として届けられる。


そして2025年2月および3月は黒夢を特集。1994年にシングル「for dear」でメジャーデビューを果たした黒夢は、ライブバンドとしての高い音楽クオリティと熱量に加え、独創的で刺激的なミュージックビデオを多数世に送り出してきた。2月は清春のパフォーマーとしての圧倒的な佇まいと、ベーシスト人時との2人だからこそ表現できた数々の名曲たちをMV集で辿るヒストリー。インタビューも交えて一挙放送される。

3月は、デビュー30周年を記念して10年ぶりに復活する黒夢が、デビュー日の2025年2月9日に開催する一夜限りのライブを放送／配信。黒夢は1999年に無期限の活動休止を発表して以降、2009年の一夜限りの復活ライブを経て、2010年から活動を再開。デビュー20周年にあたる2014年1月には日本武道館公演を行ない、全国ロングツアー終了後の2015年、再び活動休止期間に突入した。今回の復活ライブのタイトルは発表当初、＜MxFxxxxxxx＞と伏せ字になっていたが、後日＜MY FAKE STAR＞であることが明かされた。ライブのオープニングを飾ってきた定番曲のタイトルであり、黒夢にとってシンボリックな“FAKE STAR”というワードを掲げたこの公演で果たして何が起こるのか、3月にWOWOWで観ることが可能だ。

30年間シーンを魅了し続けてきた清春の変幻自在な音楽性とパフォーマンス、一貫したロックスピリットに迫る6ヵ月連続特集となる。