シンディ・ローパー、フェアウェル・ツアーで「みんなに恩返しと感謝を」
今月初め、秋に北米でフェアウェル・ツアーを開催すると告知したシンディ・ローパーが、そう決断するに至った理由や最後のツアーに込める想いについて語った。
大規模なツアーは10年間行っていないというシンディは、『Variety』のインタビューで、こう話している。「(10年間)やってないわ。それで、こう考えたの。私は歳を取りつつある。だから、やれる間にやった方がいい。素晴らしいことができる間に。ファンたちに恩返しし、ありがとうって言いたいの。彼らが楽しみ、笑えるようなことをしたい」
「笑うってとても大切なことよ。楽しい時間を過ごすって大事。だって、人生が大変、とても困難になっている人たちはいるもの。だから、自分たちを称えて欲しいの。私たち、ずっと一緒に楽しい時間を過ごしてきたでしょ」
「私は、“1時間、スーパー・ヒット曲やって、さよなら!”なんてしたくない。みんながヒット曲だけでなく、他にも聴きたい曲があるのは知ってる。(リクエストが)届いていて、それっていっぱいあるのよ! それにヴィジュアルにもこだわりたい」
シンディは先週初め、<Girls Just Wanna Have Fun>フェアウェル・ツアーの開催を発表。現時点、10月18日から12月5日まで北米での23公演が告知されている。
ツアー終了後、引退するわけではなく、ワンオフの公演は開催する計画だという。シンディは今月22日に71歳の誕生日を迎える。
Ako Suzuki