【俺の楽器・私の愛機】1611「ずっと欲しかった変わり種」
【Squire Classic Vibe Bass VI】(岩手県 Kay 22歳)
歴史を辿ると1961年まで遡ることになるBass VI。バリトンギターともベースともとれるこの楽器の存在をどうやって知ったかは覚えていませんが、少し変わった楽器が好きな自分にとってこれほどドンピシャな物はありませんでした。
あまりにもユーザーが少なく情報も無いこの楽器について、買おうか買うまいかかなり悩みましたが、たまたま中古でSquire製のホワイトボディの個体を見つけ、現行のサンバーストとブラックがあまり好みでなかったのもあり思わず購入してしまいました。
見た目によらず、公式によるとBass VIはベースに分類されるとのこと。本当か?と半信半疑で弾いてみましたが、意外にもしっかりベースの音がします。しかも必要以上に低音が出過ぎないため、特に音を弄らなくとも音量の調整のみでバンドに上手く溶け込んでくれます。またローカットスイッチも装備されているため歪ませた時も音が潰れず、高音域を用いればギターの代わりにもなります。アンプやエフェクターについてもギター、ベース両方のものを好みに応じて使えるためズボラな自分にはとても合っている楽器だと感じました。
その特異な立ち位置から独特なオーラを放つBass VIですが、上手く使いこなせばこれ一本で何でも出来そうな気がする楽器です。
◆ ◆ ◆
「これ一本で何でも出来そう」というKayさんの言葉、わかるー。Bass VIをどっちつかずの中途半端な楽器と捉えている人も多い気がしますが、いやいやそうじゃないっすよね。ギターからもベースからもアプローチでき、両方のエリアをまるっとカバーできるとんでもない可能性を秘めた楽器と思っています。重低音が必要なジェント系などは理知的で現代的なハイエンド7弦に行きがちですが、ここにこんなに優れたギターがあるんですよーって言いたい。そういやSUGIZOがステージでもBass VIを使いこなしていますよね。ギター的アプローチですが、普通のギターでは表現できない太さと重さを担っておりました。(BARKS 烏丸哲也)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで
●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7
◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ