【インタビュー 第一弾】SiMのSHOW-HATEが語る、ギタリスト履歴「罪悪感が最高に魅力的(笑)」

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■俺にギターを持たせたのがラルクのkenさん
■転機をもたらせたのがスリップノット


──初心者時代から個性的で巧いギタリストのいるバンドや曲をコピーしてきたようですね。中高生の頃のSHOW-HATEさん自身はどんなギタリストだったんですか?

SHOW-HATE:まあ、腕としては騙し騙しで曲をコピーしてましたけど(笑)。でも、寝ないでずっとギターを弾く毎日だったから、上達は早かったんじゃないかな。同級生にギターを弾けるヤツがいたんですけど、言われましたもん、「あっ、俺、抜かされるな」って。

──寝ないでずっと弾いてられるくらい好きだったんですね。SHOW-HATEのプレイスタイルは、ヘヴィなリフや、レゲエやスカの裏打ちカッティングに加えて、テクニカルなソロも挙げられると思うんですが。

SHOW-HATE:テクニックの上達ってことでは、SIAM SHADEもコピーしていました。俺が未だによくタッピングするのは、SIAM SHADEからの影響で。


──DAITAですね。SIAM SHADEのタッピング曲というと?

SHOW-HATE:「せつなさよりも遠くへ」とか。ただ、そういうギターフレーズをコピーして上達もしていくんですけど、俺が好きなのはバッキングギターだったんですよ。中学のときはギターソロを弾きたいって思っていたけど、その後は意外と“ソロはあんまり…”って感じで。2000年代初頭に出会ったスリップノットやKOЯNとかのニューメタルは、やっぱりリフがカッコいいってイメージが強かったんですよ。だから、オリジナル曲を作るようになってからも、必要であれば曲にソロは入れていたけど、あんまり入れていなかったですね。SiMもギターソロが少ないと思います。

──スリップノットとかのコピーを経由して、オリジナル曲をバンドで作るようになっていくんですね。

SHOW-HATE:ちゃんとしたバンドと言えるのは、その後からですね。当時、MAHがSiMと並行して、もうひとつ別のバンドをやっていて、そこにアイバニーズの7弦ギターをメインで使っていた俺がいたんです。そのバンドを本格的にやり始めたのが、今のSiMに至るきっかけになるのかな。俺も他に幾つかのバンドで弾いていたんだけど、“このバンドでやっていくんだ”と思ったのが、MAHと一緒にやっていたそのバンドで。結局、そのバンドは解散しちゃうんですけど。解散のタイミングでMAHから「じゃあ、一緒にやろうよ」ってSiMに誘ってもらう形で加入したんですよ。


──なるほど。その続きは次回のインタビュー第二弾で訊かせてください。2000年代のヘヴィなバンドとの出会いで、ギタープレイも愛用ギターも変わっていった感じがしますけど、SHOW-HATEさんにとってどこが魅力的だったわけですか?

SHOW-HATE:スリップノットとか、あのへんのバンドの魅力ですよね? 罪悪感ですよ。聴いたときの罪悪感が最高に魅力的でした(笑)。親に申し訳ない、ぐらいの気持ちが本当にあったんです。

──罪悪感というか背徳感というか。ダークヒーローの持つ魅力ってありますよね。

SHOW-HATE:そう。ロックは聴いていたけど、それまでメタルって通ってなかったわけで。ところが高校の途中で出会ったスリップノットを聴いて、“うわっ、悪魔崇拝?”みたいな感覚になっちゃって(笑)。“おかん、ゴメン”みたいな気持ちをずっと持ちながらスリップノットを聴いたり、弾いたりしてましたからね。スリップノットがいい意味での罪悪感や背徳感を俺に持たせてくれて、そこからガラッと変わりましたもん。例えるなら、ヤンキードラマを観て、自分まで強くなったような感覚だったのかな。俺にギターを持たせたのがL'Arc-en-Cielのkenさんで、好みの音楽性まで変える転機をもたらせたのがスリップノットなんです。

──なるほど。では、次回のインタビュー第二弾ではSiM加入以降のギタースタイル変遷について訊かせてください。

SHOW-HATE:はい。

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎野村雄治

【SCHECTER AC-SM-SH-7/SIG】


▲SCHECTER製AC-SM-SH-7/SIG

【SPECIFICATIONS】
BODY : Light Ash
NECK : Maple 3P / 14° (Neck Head Angle) / Super Adjust System
FINGER BOARD : Ebony / Top Position Inlays (Acrylic RED), Side Position Inlays (Luminous)
FRETS : 24F(Jescar Fret Wire)
SCALE : 26 1/2"
JOINT : Ultra Access 4-Bolt
PICKUPS : Seymour Duncan SH-5-7 / Seymour Duncan SH-4-7
BRIDGE : HIPSHOT .175 7st
CONTROL : 2Volume / 1Toggle Switch
COLOR : Black In Blood (Sand Blast Finish)
TUNING:G/D/G/C/F/A/D
STRINGS:.012/.016/.026/.036/.046/.064/.080
PRICE : 968,000yen (in TAX) / 880,000yen (without TAX)
Notes : with Semi-Hard Case
※SHOW-HATE本人サイン入り認定証付
※完全受注生産
※2023年12月22日金曜より受注スタート

【SCHECTER PA-SM-SH-7】


▲SCHECTER製PA-SM-SH-7

【SPECIFICATIONS】
BODY : Ash
NECK : Maple 3P / 14° (Neck Head Angle) / Super Adjust System
FINGER BOARD : Ebony / Top Position Inlays (Acrylic RED), Side Position Inlays (Luminous)
FRETS : 24F
SCALE : 26 1/2"
JOINT : Ultra Access 4-Bolt
PICKUPS : Seymour Duncan SH-5-7 / Seymour Duncan SH-4-7
BRIDGE:Gotoh 510FX-7
CONTROL : 2Volume / 1Toggle Switch
COLOR : Black In Blood (Burner Blast Finish)
TUNING:B/E/A/D/G/B/E
STRINGS:.010/.013/.017/.026/.036/.046/.056
PRICE : 275,000yen (in TAX) / 250,000yen (without TAX)

■ツアー<“PLAYDEAD” WORLD TOUR SEASON 1>

※終了した公演は割愛
3月15日(金) 新潟・新潟LOTS
 w/ ano
3月19日(火) 愛媛・松山WstudioRED
 w/ w.o.d.
3月21日(木) 愛知・Zepp Nagoya
 w/ 04 Limited Sazabys
3月23日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside
 w/ THE ORAL CIGARETTES
3月27日(水) 東京・Zepp DiverCity Tokyo
 w/ ハルカミライ
▼振替公演
6月17日(月) 大分 DRUM Be-0
 w/ 10-FEET
6月19日(水) 高知 CARAVAN SARY
 w/ 10-FEET
【チケット】
4,900円(税込)
※電子チケット / 紙チケット 併用
※入場時、要別途DRINK代
※6歳以上有料(保護者1名につき6歳未満のお子様1名同伴可)


■SiM主催フェス<DEAD POP FESTiVAL 2024>

6月29日(土) 神奈川県川崎市 東扇島東公園特設会場
6月30日(日) 神奈川県川崎市 東扇島東公園特設会場
open9:00 / start11:30
▼出演者
SiM、coldrain、HEY-SMITH、HYDE、LiSA、THE ORAL CIGARETTES、ROTTENGRAFFTY、Saucy Dog ...and more
▼チケット
・1日券 前売 9,800円(税込)
・2日通し券 前売 19,000円(税込)
・2日通し券セーフティーゾーン 前売 20,500円(税込)
【オフィシャル1次先行予約受付(全券種)】
受付期間:3/14(木)17:00~3/24(日)23:59
※電子チケットのみ
※小学生以上有料、未就学児は保護者同伴の場合無料
※枚数制限:お一人様4枚まで
※購入時に購入者様の個人情報の入力が必要です
(問)https://deadpopfest.com



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