FAKE TYPE.、結成10周年記念公演にスペシャルトークも「良いものを作っていきたい」

FAKE TYPE.が3月3日、ビルボードライブ横浜にて結成10周年記念公演＜FAKE TYPE. 10th Anniversary Live in Billboard Live YOKOHAMA＞を開催した。

◆FAKE TYPE. 画像

自身初のディナーショー形式によるライブは、アップテンポな楽曲「真FAKE STYLE」からスタート、1曲目から攻めた選曲で会場を盛り上げていく。

「10周年を記念して、今までやったことのないことをやりたかった」と企画されたショーは、アニバーサリーに相応しく内容盛り沢山だ。まずスペシャルゲストとしてDEMONDICEが登場した第1部では「Toon Bangers」を熱く、第2部では「ツキ」をしっとりと歌唱した。また、この日のために作成された初お披露目となるロゴのネオン管もステージに配置され、Billboard Liveの会場をFAKE TYPE.色に染め上げた。


FAKE TYPE.の10周年を語るには外せないキャラクター・ハム男爵とイワサケちゃんの生みの親であり、この10年を共に歩んできたクリエイティブ集団PPP (それぞれの推しの動物であるPolarBear＝路地子、Panda＝ぶき、Pag＝野良いぬ、の頭文字から名付けられた)とギターのJhongarabushiの6名が登場。FAKE TYPE.の代名詞ともなっているアニメーションMVを数多く手がけているPPPを迎え、ここでしか聞けないスペシャルなトークも繰り広げられた。

両者の結成秘話ほか、事前にファンから募集していた質問に答えるコーナーでは「生活の中のささやかな楽しみ」などプライベートが垣間見えるものもあるなどアットホームな空間となった。なお、このショーのセットリストは全曲PPPがMVを手掛けた楽曲に絞られいたとのこと。「推し曲のMVは必ずPPPにオファーする」というFAKE TYPE.とPPPとの特別な信頼関係が感じられるものとなっていた。



トークショーの最後にはアメリカや日本公演に来場したファンからのおめでとう映像コメントがサプライズで投影され、感慨深そうに「10周年と言わず15周年、20周年と迎えるためにもっと頑張って、良いものを作っていきたい」と意欲を語った。

撮影◎NEWFATGLORYFILMS