【俺の楽器・私の愛機】1514「運命の Gibson SG」
【 Gibson SG Standard 1969年製】(クアラルンプール れおれお ロックンロール歳)
いつも楽しく拝見させていただいております。
1479 で私の初ヴィンテージギターを紹介させていただきましてありがとうございます。今回は二本目のヴィンテージギターを紹介させてください。
ヴィンテージギターの良さを覚えてしまった私は、フェンダーの次はギブソンが欲しいな…と虎視眈々と日々ネット徘徊をしておりました。
狙いは Gibson SG Standard 60年代後期のモデルです。スモールピックガードのモデルはリイシューでよく見かけますが、ラージピックガードでさらにマエストロバイブローラが搭載されたモデルはなぜかほとんど再生産されていないようで、大変興味があったのです。
そんなある日、東京のとあるギターショップのサイトでこの1969年製のGibson SG Standardを見つけました。心臓が強く鼓動を打ったのがわかりました。
「自分が探していた Gibson SG Standardって…この個体じゃん!」と思いました。
それまでヴィンテージの Gibson SG Standard は何本も試奏をしてきましたが、いまひとつピンときていませんでした。しかし、このギターは写真を見た瞬間に自分の元に来てくれるに違いないと感じたのです。
その二ヶ月後に東京に行く予定だったので、その時に試奏をしてから購入を決めようと思っていると、なんと数週間後に売れてしまいました。
「うわー、チンタラしてないで即買えば良かったー」と落胆しましたが、しかしすぐに「いや、これは自分のギターなんだからおそらくまた戻ってくるに違いない」と思いました。
すると予想通り、一ヶ月後くらいにそのギターの商品ページがサイト上に復活しました。すぐに楽器店に連絡を取って、実際に試奏してゲットしました。
店員さんの話によると、購入を希望されていた方がいたそうなのですが、ショッピングローンを数社に申し込んだものの、すべての審査が通らず購入を断念されたとのことでした。
わかります。クレヒスは健全なはずなのに、ローンの申請が通らないことって、なぜかありますよね。僕も同じ経験があるので、その無念さは痛いほどよくわかります…
そんなこんなも含めて、きっとご縁なのでしょうね。
さて、肝心のサウンドですが オリジナルステッカーナンバードPAF最高です。脳汁出まくりです。もちろん見た目もクールです。SGは所有したことがなかったのですが、実は自分がずっと欲しかったギターサウンドってSGの音だったのかも!くらいに自分の感覚にしっくりなじんでおりますし、弾く度に感動しています。
おそらくこれから数十年はこの愛機と一緒にロックンロールするでしょう!
◆ ◆ ◆
出会ったとき、そして実際に手にした時の脳汁はすごかっただろうなあ。だって写真見ただけで、私の脳汁も反応したもん。実は私もこのスペックが一番好きなので、脳汁が激しく共鳴したものと思われます。そう、このスペックはレアですよね。滅多に出会えません。私も学生の頃、ギブソンに憧れすぎて夜しか眠れなくなり、意を決して初めて買ったギブソンがSGでした。このウォルナットカラーでラージピックガード仕様。70年代のカスタムだったので3PUでネック仕込みが18フレットでのジョイントでしたけど。金欠だったのでやむなく手放しましたが、それから30年後にSG熱が再燃し1964年製のSGを手に入れたのですが、当然のようにスモールガード。マエストロ・ヴァイブローラが最高にかっこよかったけど、これでラージピックガードだったら最高なんだけどな…と心焦がしており、結局は手放してしまいました。ということで、これぞ憧れのSG Standard。ありがたく遥拝させていただきました。私の脳汁も止まりません。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで
●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7
「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」
※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ