【インタビュー】KARAのNICOLE、シングル「GRAVITY」に不思議な引力「運命です！」

■2024年は2023年よりもっと忙しくなる
■ファンの皆さんにいっぱい会いたいです

──続いてはカップリング曲「Selfish Ri-mix」のお話ですが、2023年5月にリリースしたシングル「Selfish」のアレンジバージョンですね。

NICOLE：もともとの「Selfish」は1980年代シティポップのような懐かしい雰囲気で、サックスのソロの部分も魅力的な1曲です。今回のリミックスはそこからガラッとイメージを変えて、洗練されたイマドキな感じ。最初に聴いた時は“え、こんなにも変わるんだ！”と思いました。

──「Selfish」も恋愛のナンバーですが、「Gravity」と比べてどちらがご自身に近いと思いますか？

NICOLE：断然「Gravity」です。自分の気持ちをハッキリ言っているところが私の性格に近いのかなって。「Selfish」はまさに“セルフィッシュ”な感情を歌ってる感じで、私とはちょっと違いますね（笑）。


──最後は活動の近況をお聞きしたいのですが、11月に開催した初のファンコンツアーはいかがでしたか？ 大阪、名古屋、東京の順で、全国3ヵ所のファンと素敵な時間を過ごされたと聞いています。

NICOLE：私から皆さんにエネルギーをあげたり、逆に受け取ったりすることができて、すごくうれしかったです。自分の曲でこれほど長い1公演のステージをお見せするのも久しぶりで楽しかったです。

──ご当地グルメなど、美味しいものも食べられましたか？

NICOLE：名古屋の天むすは「食べたい、食べたい」ってずっと前から言ってたんです。今年の夏にKARAとして名古屋のイベントに出演した時はひつまぶしを食べて、天むすは食べられなかったんですよ。だから今回食べられてすごく幸せでした。

──天むすを食べたのは人生で初ですか？

NICOLE：いや、確か2015年のソロコンサートの時に初めて名古屋で食べたんです。その味がずっと忘れられなくて…。8年ぶりくらいに食べて本当においしかったです。


──そして、今回の日本プロモーションでは朝の情報番組『ラヴィット！』に生出演。トークはもちろん、迫力のパフォーマンスも披露しましたが、緊張しましたか？

NICOLE：それが、思ったより緊張しなかったんです。でも私のミスで、髪の毛の一部がちょっと乱れてしまって…。そこがずっと気になっていました（笑）。それ以外は大丈夫でした。

──「Gravity」はもちろん、KARAの大ヒット曲「ミスター」も歌ってスタジオ全体が大盛り上がりでした。

NICOLE：ありがとうございます。「ミスター」は日本の皆さんが本当にずっと好きでいてくれてるんだなって。うれしいです。

──先ほどバーに行った話をしてくれましたが、SNSを拝見していると、他にも空き時間にいろんな場所を観光されていますね。

NICOLE：上野の国立西洋美術館や豊洲のチームラボプラネッツに行きました。チームラボプラネッツは、キラキラした鏡のようなエリアと最後のお花のコーナーがキレイで写真を撮りまくりました。代官山で食べたしゃぶしゃぶも美味しかったですね。

──日本の電車に普通に乗っている写真もあって驚きました…。

NICOLE：全然乗ります。自分でルート検索して、電車のほうが安くて早かったら「電車で行こう」って。昔から日本に来たらそうやって移動していたので慣れていますよ。Suicaも持ってます。

──Suica、持ってるんですね（笑）。

NICOLE：今回、数年ぶりにピッてやったら500円くらい残額があって改札を通れて。「残ってた！」ってビックリしました（笑）。


──2024年はどんな1年になりそうですか？

NICOLE：今は韓国の活動の準備をしているところで、2023年よりもっと忙しくなるんじゃないかと思います。なので、スケジュールのない日はずっとベッドの上にいる予定です（笑）。もちろん日本でも活動できたらと思っているので、少しだけ待っていてくれたらうれしいです。2024年もファンの皆さんにいっぱい会いたいです。

──何か新たにチャレンジしたいことはありますか？

NICOLE：体力をつけたいですね。トレーニングに継続的に通ってるんですけど、最近はあまり行けていなくて。健康管理をちゃんとして、自分に合ったリズムで生活していけたらいいなと思っています。

取材・文◎川倉由起子



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