ミック・マーズ「ステージ上での自分の姿を見るのは辛い」
強直性脊椎炎を患い、身体の動きが不自由なミック・マーズは、モトリー・クルーのライヴ・パフォーマンス映像で自分の姿を見るのが嫌だという。
マーズは『Chris Akin Presents...』のインタビューで、強直性脊椎炎についてこう語っている。「自分の姿を目にするのは…、特にこの数年、(モトリー・クルーの)フェアウェルやザ・スタジアム(ツアー)の映像で自分を見るのは、本当に嫌だね。自分があんな風に見えるのが好きじゃない。動けない自分が好きではない。ギターを見下ろすことはできるが、頭を下げることができない。だから、のぞき込まなくてはならない。ステージ上を歩いているのは、ギターを持ったカマキリか何かみたいだ(笑)。酷いもんだ。自分ではそういう風に感じていないから、そういう風に見えるのは辛い」
しかし、この病が創作面に影響を与えることはないそうだ。「俺の頭はこれまでにないって程、シャープだ。新しいアイディアも…、説明すると変な感じだが、俺の脳、心、アイディアには俺が考える以上の広がりがある」
マーズは今週、2024年2月に発表するソロ・デビュー・アルバム『The Other Side Of Mars』から2曲目となる「Right Side Of Wrong」を公開した。
Ako Suzuki