『Billboard』誌、2023年のベスト・アルバム・ランキングを発表
1位には、オリヴィア・ロドリゴが9月にリリースしたセカンド・アルバム『GUTS』が選出された。同作は、本国アメリカをはじめ、英国、オーストラリア、カナダ、ベルギー、オランダ、ドイツなど世界各国で1位を獲得。若者が抱える不安、複雑さ、感情的で反抗的な態度、そして楽しさをリアルに捉えていると評価された。
オリヴィアは『GUTS』により、来年2月に開催される第66回グラミー賞で、レコード・オブ・ザ・イヤー(「vampire」)、アルバム・オブ・ザ・イヤー(『GUTS』)、ソング・オブ・ザ・イヤー(「vampire」)など6部門で候補に挙がっている。
『Billboard』誌が発表した2023年のベスト・アルバム・トップ10は以下のとおり。
1.オリヴィア・ロドリゴ『GUTS』
2.ボーイジーニアス『The Record』
3.トロイ・シヴァン『Something To Give Each Other』
4.ザック・ブライアン『Zach Bryan』
5.ヴィクトリア・モネ『Jaguar II』
6.カロルG『Mañana Será Bonito』
7.ドージャ・キャット『Scarlet』
8.リル・ヨッティ『Let’s Start Here』
9.ラナ・デル・レイ『Did You Know That There's a Tunnel Under Ocean Blvd』
10.レニー・ラップ『Snow Angel』
同じくアメリカの『Rolling Stone』誌は、今年のベスト・アルバムにシザの『SOS』を選出。ボーイジーニアスの『The Record』、Tainyの『Data』と続き、オリヴィアの『GUTS』は5位に入った。
Ako Suzuki
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