バリー・マニロウ「1970年代にカミングアウトしていたら、キャリアは終わっていただろう」
バリー・マニロウが、長年、同性愛者であることを公表できなかった理由を明かした。彼は、マネージャーであるギャリー・キーフ氏と70年代後半から交際しており、2017年にカミングアウトした。
マニロウは「1970年代、世間は、それが誰からであれ、カミングアウトを受け入れられる状態ではなかった」と、米CNNのインタビューで語った。「いま、ゲイなのは大ごとではない。でも、1970年代にはキャリアを台無しにしただろう」
6年前、『PEOPLE』誌で公表したのは、「僕とギャリーが長年、カップルなのはすでにみんなが知っていると思った」からだという。
マニロウとキーフ氏は2014年に結婚した。2023年6月に80歳の誕生日を迎えたマニロウは、最近、キーフ氏の娘に女の子の赤ちゃんが誕生し、お祖父ちゃんになったそうだ。マニロウは先月、「僕はいま、お祖父ちゃんなんだ。自分が赤ちゃんを迎えるとか、父親として何かするなんて考えたことなかった。いまはこの小さな女の子が育ち、学んでいくところを見守っている。僕にとって全く新しい体験だ。本当に楽しんでいる」と、『PEOPLE』誌に語っている。
Ako Suzuki