さだまさし、ソロコンサート通算4,600回公演を達成

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さだまさしが、50周年記念全国コンサートツアー<さだまさし50th Anniversaryコンサートツアー2023~なつかしい未来~>を開催。9月25日・26日に行われた神戸公演2DAYSをもってソロコンサート通算4,600回公演を達成した。その50周年を祝うトリビュートアルバム『みんなのさだ』(10月25日発売)の参加アーティストページもオープンとなり、曲順等アルバムの詳細も発表となった。


この日迎えた、今年のツアー20本目となる神戸国際会館大ホールでの2日目公演は満員御礼の中定刻通りに幕開け。この日のオープニングナンバー「きみのふるさと」で登場したさだは、1曲明けのMCで「昔はオープニングは必ずこの歌で出てきた時代がありましたね。その当時はスタッフに出囃子と言われてました。」と楽曲を紹介。そして、「昨日はソロになってから4,599回目のコンサートを数えました。そして本日はめでたく4,600回目のコンサートでございます!!」「いろんな思い出がありますね。1,000回に到達したときには当時の舞台監督が、”1,000円ずつ貯めてたら今日で100万円になってんなぁ”って言うんで、”じゃぁこれから1万円ずつ貯めたら2,000回の時には凄いことになってるな~”なんて言いながらもやっぱり途中で使っちゃいますね…、借金があったもんで。」と振り返り自虐トークも。さらに「数を目指してコンサートをやってきたわけではなく、これはあくまで偶然の産物。お客様がそのお席にお座り下さるから出来てきた記録なんです。皆さんがいないとコンサートは成立しない。だからお客さまの記録であって、私の記録ではないんです…、などと謙遜してみます!」と、この日の節目公演についてコメントすると、笑いと祝福の拍手が会場いっぱいに響き渡った。


以降は記念すべきソロ・デビュー曲「線香花火」をはじめ、「雨やどり」「道化師のソネット」「いのちの理由」といった数々の代表曲のオンパレードに加えて、最新アルバム『なつかしい未来』収録曲「マイアミの歓喜もしくは開運」「私の小さな歌」など、50年間をぎゅっと詰め込んだ、そんなコンサート本編はファン待望の軽妙トークを織り交ぜながら、ツアータイトルでもある大曲「なつかしい未来」をもって終了。50周年記念&4,600回記念となったこの日のダブル記念公演は、アンコールを含む全15曲約2時間半にわたるステージで幕を閉じた。

この日の公演をもって、前人未踏となるソロコンサート通算4,600回を迎えたさだまさし。同アニバーサリーコンサートは年内残す18本が開催され、年明けには東京と大阪にてアンコール公演8公演が予定されている。

そんなアニバーサリーイヤーを祝う、豪華アーティスト14組によるトリビュート・アルバム「みんなのさだ」が10月25日に発売を迎えるが、この日14曲の曲順が発表され、さらに参加各アーティストページがオープン。14組のアーティストとプロデューサー・寺岡呼人の、15組集合のアーティスト写真ならびに各アーティストによる祝福コメントや今回のトリビュート・アルバム参加にあたっての選曲コメントなども寄せられているので、まずはさだまさしオフィシャルホームページ内「みんなのさだ」特設サイトをぜひチェックしてみて欲しい。


リリース情報

『みんなのさだ』

10月25日リリース
VICL-65891 ¥3,500+税(税込¥3,850) 全14曲収録
<参加アーティスト(五十音順)>
<収録曲 / 参加アーティスト>
01.道化師のソネット / ゆず
02.案山子 / 槇原敬之
03.秋桜 / 上白石萌音
04.風に立つライオン / 三浦大知
05.雨やどり / 福山雅治
06.精霊流し / 高橋優
07.主人公 / 折坂悠太
08.修二会 / 木村カエラ
09.新約「償い」 / MOROHA
10.まほろば / T字路s
11.北の国から~遙かなる大地より~ / 葉加瀬太郎
12.関白宣言 / wacci
13.防人の詩 / 琴音
14.虹~ヒーロー~ / MISIA
※「防人の詩」(2021年作品)「雨やどり」(2015年作品)以外は新録音作品。
※“新約「償い」”は、原曲「償い」にインスパイアされた令和版完全新曲。
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