折坂悠太、 活動10年62曲の(歌)詞集リリース「私をかばんに忍ばせてください」

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折坂悠太が10月1日、活動10年のうちに歌い続けてきた62曲の(歌)詞集をリリースすることが明らかとなった。

◆折坂悠太 画像

折坂悠太は6月30日、ライブ活動を始めてから10年を迎えた。この日を皮切りに、原点回帰となる弾き語りツアー<折坂悠太 らいど 2023>で各地をまわっている。そして刊行される折坂悠太 (歌)詞集『あなたは私と話した事があるだろうか』は、今一度“ことば”と“うた”に立ち返り、10年前と現在の点を線でつなぐ活動のひとつとなるものだ。

(歌)詞集には、これまでリリースされた曲たちに加え、ライブのみで披露している詞や未発表の新作詞も掲載。加えて、音楽業を始めて10年を経た今の折坂が本作に書き下ろしたエッセイ4編を含む全234ページの1冊となっている。

同(歌)詩集はgood and son内の出版レーベル“WORDSWORTH(ワーズワース)”の第一弾として一般発売される。これに先駆けて、9月末に控えるツアーのホール2公演の京都・東京会場にて先行販売が決定。いずれの公演も完売となっているが、開場前のグッズ販売時間内にグッズ販売場所にて詩集を購入することが可能だ。

以下に、折坂悠太とWORDSWORTH山口博之氏のコメントをお届けしたい。


   ◆   ◆   ◆

「詞をまとめる作業は、長年使ってきた道具に手入れをするような感覚でした。
ひときれのパン、ナイフ、ランプ。生き抜くために、今一度持ち物チェック。
どうぞ私のかばんを開けて、私をかばんに忍ばせてください。
編集の山口博之さん、装丁の山田和寛さん、関わってくださった全ての人に感謝します」
──折坂悠太

   ◆   ◆   ◆

「“ためらいと抵抗の詞学”──折坂さんの強烈な個性である歌声や歌唱法、メロディやリズムといった"歌唱"の要素から離れた、もうひとつの独創、言葉=(歌)詞を私たちはどんな響きで読むでしょうか。
 折坂さんは都合のいい言葉で私たちを安易な納得へと誘いません。言葉にできないものに対して、わかったような言葉で誤魔化すことをせず、目をそらさずに見つ続けるのです。
 熱狂に巻き込まれることなく傍観するのでもなく、淡々と熱く、ためらいながら、抗いながら、私たちの方を向いています。
 折坂さんは私たちに何を話しかけようとしているのか。
 歌に乗せて“聴く”だけの言葉ではない、読み、想像し、対話するものとしてこの(歌)詞集をつくりました。
 ひとり静かにこの本を開き、自分だけの読み方で時間を過ごしていただけたらうれしいです」
──山口博之(good and son / WORDSWORTH)

   ◆   ◆   ◆

■折坂悠太 (歌)詞集『あなたは私と話した事があるだろうか』

著者:折坂悠太
価格:1800円(税抜)
仕様:234ページ/111×154mm/上製本
出版社:WORDSWORTH(good and son)
編集:山口博之(good and son)
装丁:山田和寛+佐々木英子(nipponia)
ISBN:9784991328107
【発売方法】
▼一般発売日:10月1日(日)
全国の取扱書店・店舗及びAmazon、A!SMART、タワーレコードオンライン、HMV&BOOKS onlineにて発売
▼先行発売:<折坂悠太 らいど 2023>
・9月22日(金) 京都・京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
・9月29日(金) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂公演
各会場にて販売
【特典】
・A!SMART特典:オリジナルマスキングテープ (15mm幅×5m巻)
・WORDSWORTH 卸店舗特典:オリジナル歌詞ステッカー (11種からランダムで1つ)
https://Orisaka-Yuta.lnk.to/ka-shisyu


■<折坂悠太 らいど 2023>ホール公演

9月22日(金) 京都・京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
open18:00 / start19:00
9月29日(金) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂
open18:00 / start19:00
https://beacons.ai/orisakayuta

【詩集先行販売】
※京都・東京 両公演での先行販売時間帯は、公演のチケットをお持ちでない方も可能
・9月22日(金) 京都公演
販売時間:先行販売16:30~17:30/開場中18:00~19:00/終演後
販売場所:4階ホワイエ
・9月29日(金) 東京公演
販売時間:先行販売16:30~17:30/開場中18:00~19:00/終演後
販売場所:1階ロビー


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