コリィ・テイラー、「スリップノットはビッグになる」と実感した瞬間

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Photo by Anthony Scanga

スリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーは、ファースト・アルバム『Slipknot』(1999年)リリース後、このバンドはビッグになると実感した瞬間があったそうだ。

それは、アルバムを発表してから約半年後の12月に英国ロンドンで公演を開いたときだったという。テイラーは『Metal Hammer』誌のインタビューでこう振り返っている。「(ロンドンの会場)アストリアでプレイしたときだ。俺ら、何かが起きているって感じた。(米アイオワ州)デモインの出身で、ロンドンでプレイできるなんて考えられるか? 俺ら、“何だって”って感じだったよ。ステージに上がると、会場は満杯で大盛り上がりだった。そんなもの、それまで見たことなかった。あり得なかったな。確か、アストリアの収容人数は10万人だったはずだ。この公演が、いまでも人々が語るような伝説になったのは嬉しいよ」

スリップノットは1999年12月、UK/ヨーロッパで、バンド初となる海外ツアーを開催。ロンドンはその記念すべき初日公演で、Setlist.fmによると、ファースト・アルバムの収録曲を中心に10曲をパフォーマンスしたという。

ちなみに、アストリア(2009年閉館)の収容人数は1,600〜2,000人だった。

Ako Suzuki
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