まなみ、みのり等による新プロジェクトunSeaがデビューライブ開催

まなみのりさの元メンバー、まなみとみのりが主導し立ち上げた8人組ユニットunSea（読み：アンシー）のお披露目ライブ＜Under the sea＞が7月17日、東京・渋谷WWW Xで開催された。そのオフィシャルレポートをお届けする。

◆unSea画像

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7月17日、8人組ユニットunSeaが渋谷WWW Xにて初ライブを開催した。

unSeaは元まなみのりさの“まなみ”と“みのり”が主導となって立ち上げた新プロジェクト。「透明写真」「BLUE BLUE BLUE」の2組を合わせた8人構成で、6月16日にグループを結成してからこの日が初のライブとなった。

グループにとって一度しかないお披露目ライブを一目見ようと、多くの観客が集まり会場は超満員。15年にも及んだ“まなみのりさ”のキャリアを終え、新たなプロジェクトとして始動することに期待が高まる中、同時にえも言われぬ緊張感がフロアに漂っていた。

場内に波の音が響き渡り、深海をモチーフとした薄暗い舞台にまなみとみのりが静かに登場する。波の音の中ピアノの旋律が鳴り響き、その音に合わせてみのりが歌い始める。ふたりで歌われた「詩空（しずく）」はとても儚くも美しく、「unSea=under the sea」の世界観を彷彿とさせるような神秘的なオープニングとなった。

SEとともに他のメンバーもステージに登場。舞台上に全員が揃い「グレーに溺れて」が披露される。8人横一列で並び歌われるバラード楽曲には、メンバー一人ひとりの個性も感じられ、かつ8人としての存在感、壮大なプロジェクトの始まりを目の当たりにしていると実感させられた。

次の曲ではunSeaにとって表題曲となる「シースルー」が披露される。コンテンポラリーとポップスが織り交ぜられた振り付けに、様々な一面を見せる楽曲としての幅広さ、楽曲からパフォーマンス全てを通して「シースルー」の曲の強さを感じることができた。



MCではメンバーが一人ひとり自己紹介を始める。みのりは「私とまなさんにとっては、16年ぶりとなるデビューライブになります」と発言し、今回のライブが改めて稀有な空間だということを感じさせられた。

「盛り上がる準備はできてますか？」と観客を煽り場内のボルテージを上げ、次の楽曲「The Oneder World」を披露する。unSeaにとって一番のアップテンポな楽曲で、会場の熱気も最高潮に。拳を天に突き上げシンガロングを煽る場面では、観客もそれに応え全員が手を掲げ、想いを届けるようにステージに向けて声を張り上げていた。

ライブも終盤。MCで今回のライブに対しての想いをファンに伝えた後に、最後の楽曲「この世界で」を披露。メッセージ性の強いバラード曲を、一言一言大切に紡ぐように歌い上げライブが幕を閉じる。


海の日に新しい船出を迎えたunSea。お披露目にしてはあまりにも完成された圧巻のパフォーマンスから、今後の活躍に期待せざるを得ない。無料ワンマンや対バンライブも今後実施されるのでぜひ会場まで足を運んで、その目でunSeaを体感してほしい。

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■＜unSeaワンマンライブ「Under the sea」＞2023年7月17日（月）＠東京・渋谷WWW X セットリスト
Opening：詩空（しずく）
01. グレーに溺れて
02. シースルー
03. それは僕を成さない
04. The Oneder World
05. 恋ハリ
06. 願い
07. この世界で
En. シースルー

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