スリップノットのオリジナル・シンガー、『Mate. Feed. Kill. Repeat.』をプレイするツアーを開催
スリップノットのオリジナル・シンガー、アンダース・コルセフニが、元マッシュルームヘッドのWaylon Reavisと秋にオーストラリア/ニュージーランドでツアーを開催する。コルセフニは、90年代半ばにスリップノットが初めて制作したアルバム『Mate. Feed. Kill. Repeat.』をフルでパフォーマンスするという。
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コルセフニはバンド結成初期の1995年から1997年までスリップノットに在籍し、『Mate. Feed. Kill. Repeat.』(1996年)の制作に参加した。同作はメジャー・デビュー前に1,000枚のみリリースされ、バンドは後に、これを“デビュー・アルバム”ではなく“デモ”だと見なしている。
コルセフニは、新ツアーに関して「(開催が決まってから)俺は毎日、トレーニングしている。ヴォーカルだけでなくキックボクシングやカーディオもだ。俺は力がみなぎっていて、オーストラレーシアで暴れる準備はできている!」とコメントしている。彼が『Mate. Feed. Kill. Repeat.』をプレイするのは「おそらく、これが最後になる」という。
コルセフニとReavisの共同ツアーは10月11~23日に12公演が開催される。
スリップノットとマッシュルームヘッドは長年、反目していたが、Reavisは2009年に『Noisecreep』のインタビューで、もうスリップノットとの確執に興味はなく、「彼らはマスクをつけた初のバンドではないし、俺らもそうじゃない」と話していた。
Ako Suzuki