コナー・メイナード、11年ぶりのアルバムリリース。恋の終わりをもとに書き上げた10曲を収録
コナー・メイナードが、6月9日にアルバム『+11 Hours』をリリースした。
アルバムのリリースは、全英チャート1位を獲得したデビューアルバム『Contrast』以来11年ぶり。11時間の時差がある、オーストラリア、シドニーの女性との恋の終わりをもとに書き上げた10曲を収録した作品になっている。
“彼女のことを忘れられないなら、いっそ嫌いになった方がいい”という感情を歌詞にした「Enemies(敵)」や、“別れた彼女の思い出で、頭の中の容量がいっぱいで、他のことを考える容量がない”という心情を歌った「Storage(容量)」、“酔っ払って電話しちゃったとしても、出ないで欲しい。もう傷つきたくないから”と、電話はするのに出ないで欲しいといった矛盾した気持ちを綴った「If I Ever(もし僕が)」など、コナーが恋人との別れを受け入れていくプロセスで得た想いや葛藤が、詳らかに描かれる。
アンビエントからアップビート、メロウなバラードまで、リスナーを飽きさせない多様なサウンドは、失恋後の感情のアップダウンが感じ取れ、そこにコナーの切なくも芯のある声とリリックが融合し、一枚のアルバムとしてまとめられている。
「僕と同じような気持ちになっている人たちに、このアルバムが助けになってくれたら嬉しい」とコメントするコナーの今作は、同じく恋愛経験をしている人たちが感じうるネガティブな気持ちも肯定してくれるような、リスナーに寄り添う歌となっている。
現在、アジア、ヨーロッパ諸国をツアーで回っているコナー・メイナード。30代の目標は日本でライブを行うことだと言うが、リスナーの気持ちを第一に考える繊細なコナーは、まずファンの意向を聞きたいと話す。
「日本に来てほしいと思ってくれたら、ぜひネットにコメントしてね。誰もいないなかでショーをするのはすごく悲しいでしょ?でも、ぜひ行きたいんだ」と。
リリース情報
アルバム『+11 Hours』
Linkfire:https://avex.lnk.to/11hoursPR