コリィ・テイラー、スリップノットのメンバーの関係が上手く行っている秘訣を語る

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Photo by ANTHONY SCANGA

スリップノットのフロントマン、コリィ・テイラーが、メンバーたちの性格がそれぞれ違うにもかかわらず、30年間近く一緒にやってこられた秘訣を語った。

◆コリィ・テイラー動画

彼は『Battleline Podcast』のインタビューで、こう話している。「そのことについてはよく考えるよ。俺らの関係が上手く行っていない時期はあったからね。でも間違いなく、お互いのために人生を捧げているときだってある。結局のところ、人間性ってことなんだと思う。誰だって常に仲がいいわけじゃない。言いたいことはあるだろうし、神経を逆なでするようなこともするだろう。それがわかっていて、どう修復したらいいか、そして、その感情が永遠ではなく一時的なものだって知ってさえいれば……」

「俺らの場合、お互いから離れるのを良しとしている。俺が別のプロジェクトに取り掛かっているのは、それが理由の一つだ。それにより、俺らはまた繋がることができる。俺らの何人かは友達として関係が始まったわけではない。でも、俺らは長年にわたり、お互いをブラザーのように愛するようになった。もちろん、俺らは絶好調もどん底も経験してきた。分断していると感じても、俺らの関係は切れるのではなく、100%、強くなった。20年前、これを言われたら。俺は笑い飛ばしてたね。このメンツがどれほど酷いか、わかってるから。でも同時に……俺が首の手術を受けたとき、最初に電話してきたのはシド(・ウィルソン)だった。人生で何か起きたとき、最初に手を差し伸べてくれるのがスリップノットの連中なんだよ。俺は、それを忘れたことはない」

テイラーはさらにこう付け加えた。「俺は常に最高の友であるわけではない。常に最高のバンド・メイト、最高のリーダーであるわけでもない」「(しかし)俺らは、バンドでやることに関してはお互いを信用している。彼らは、ステージ上での俺を信頼してくれている」

スリップノットは来週(6月7日)からヨーロッパ・ツアーを開催。コリィ・テイラーはその後、9月に2作目のソロ・アルバム『CMF2』をリリースし、北米でソロ・ツアーを行う。


Ako Suzuki
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