全米アルバム・チャート、モーガン・ウォーレンの最新作が10週連続1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、カントリー・シンガー、モーガン・ウォーレンが3月初めにリリースしたサード・アルバム『One Thing At A Time』が10週連続となる1位に輝いた。これで、前作『Dangerous: The Double Album](2021年)の10週と並んだ。
◆モーガン・ウォーレン画像
Billboard 200チャートが1956年3月に毎週発表されるようになって以降、スタジオ・アルバムが2作続けて10週以上1位を獲得したアーティストは、ザ・キングストン・トリオ(『Sold Out』12週間、『String Along』10週間)、モンキーズ(『The Monkees』13週間、『More Of The Monkees』18週間)、ホイットニー・ヒューストン(『Whitney Houston』14週間、『Whitney』 11週間)、アデル(『21』24週間、『25』10週間)に次ぎ、モーガンが5アクト目。男性ソロ・アーティストでは初の快挙だという。
英国で初登場1位を獲得したエド・シーランの新作『- (Subtract)』は、2位にチャート・イン。シーランはこれで、6作全てのスタジオ・アルバムが全米トップ5入りした。そのうちセカンド『x』(2014年)から前作『=』(2021年)まで4作続けて全米1位を獲得している。
3~5位は先週と変わらず、テイラー・スウィフトの『Midnights』が3位、シザの『SOS』が4位、モーガン・ウォーレンの『Dangerous: The Double Album』が5位をキープし、韓国のガールズ・グループLE SSERAFIMのファースト・アルバム『UNFORGIVEN』が6位に初登場した。昨年リリースしたミニ・アルバム『ANTIFRAGILE』の14位を上回り、彼女たちにとって初の全米トップ10ヒットとなった。
Ako Suzuki
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