Jazztronik、新シリーズ「Excursions」始動&新曲「EVOKE」リリース

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Jazztronikが新たなシリーズ「Excursions」を始動する。

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「Excursions」は「⼩旅⾏」「遠⾜」といった意味で、同シリーズではJazztronikこと野崎良太が⽇々の活動を通じて⽣み出すさまざまなジャンルの楽曲が1曲単位でリリースされるプロジェクトだ。アルバム単位の楽曲制作で要求される「コンセプト」や「統⼀感」といった、ある種の縛りから解放され、Jazztronik本来の魅⼒でもある多種多様なジャンルと、それらがミックスされた楽曲を⾃由に楽しむことができるのが「Excursions」シリーズである。配信というリリース形態とすることで、“できた作品を世に送り出すハードルを下げる”のも本シリーズのコンセプトで、1〜2か⽉に1曲ほどのペースでリリース予定である本シリーズの作品たちは1曲ごとに多彩な個性を放ち、聴く⼈を気ままな⾳楽の“⼩旅⾏”へ誘ってくれるに違いない。

そんな「Excursions」シリーズのオープニングを飾るのがニュー・シングル「EVOKE」。ノスタルジックなテープデッキのボタン⾳で幕を開けるミドルテンポのインスト曲で、キーボードとリズム隊を主体としたミニマムな編成で編まれた本作のトーンは『Universal Language』以降のトリオ編成での作品群にも通じる。またJazztronik作品としては珍しい4分未満の⼩品であることも「Excursions」シリーズならではの特徴で、聴く⼈は野崎良太による⽇々のスケッチを共有しているような思いを抱くかもしれない。

なお、マスタリングにはヨーロッパでも最⼤級の複合型スタジオとして知られる英・ロンドンのメトロポリス・スタジオに所属する名エンジニア=ジョン・ディヴィスを招聘。さらに「EVOKE」のイメージをビジュアル⾯で⽀えるのは、惜しくも今年2⽉に逝去した信藤三雄率いるコンテムポラリー・プロダクションを経て、現在はCDジャケットや広告など幅広い世界で活躍するアートディレクター/デザイナーの平野哲夫。1曲単位の配信作品といった枠に収まらない創作意欲あふれるシングルに仕上がったと言える。


「EVOKE」

2023年4月14日(金)
七五三 Records
作曲:野崎良太
Piano, Synth, Programming:野崎良太
ミックス:野崎良太
マスタリング:John Davis(Metropolis Studios)
https://virginmusic.lnk.to/EVOKE

◆Jazztronik オフィシャルサイト
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