ノーランズのリンダ、がんが脳にまで広がるも「あきらめない」
姉妹により結成され、70年代後半から80年代初めに人気を博した英国のポップ・グループ、ノーランズの四女リンダが、がんが再発し、脳にまで転移していることを公表した。
◆リンダ・ノーラン動画
彼女は2006年に乳がんと診断され、治療により一時期は無がん状態となったが、2017年、2020年に別の箇所に転移していることが判明していた。
月曜日(3月27日)、英国の朝番組『Good Morning Britain』にゲスト出演した彼女は、先週、がんが脳にまで及んでいると診断されたと告白した。「もちろん、すごく怖いわ。いまのところ、放射線治療以外、脳のがんに有用なものはないから。それは受けるつもりよ」と話し、その上、名前は明かさなかったが、「この1年くらい使われている新薬がある。化学療法薬としてそれも試してみるつもり」と明かした。
ノーラン姉妹では、長女アンと五女バーニーも乳がんと診断され、バーニーは2013年に死去。リンダは夫も皮膚がんにより喪った。
アンは2度、乳がんと診断されたが、寛解に至った。リンダは「ものすごく恐ろしい道のりになる」が、「私はあきらめない。前向きよ」と力強い言葉を発している。
Ako Suzuki