Atomic Skipper、初のフルアルバム『Orbital』でメジャーデビュー
Atomic Skipperがユニバーサル ミュージック内のレーベル、ユニバーサルシグマからメジャーデビューすることが発表された。デビュー作となる初のフルアルバム『Orbital』を5月24日にリリースするという。
これは2月26日、東京・LIQUIDROOMで行われた主催フェス<閃曲万頼FESTIVAL>の中で発表されたものだ。以下、そのオフィシャルレポートとメンバーからのコメントをお届けする。
◆ ◆ ◆
Atomic Skipperは主催フェスのトリを担い、フェスに参加した盟友と言えるバンドたちに見守られながら、圧倒的熱量のライブパフォーマンスで会場を沸騰させた。コロナ後初めて、一部の楽曲でシンガロングが解禁になったこともあり、過去類を見ないほど会場の熱気が高まり、ボルテージが最高潮に達した中、ライブ本編が終了。
アンコール冒頭、ステージ上に謎のスクリーンが登場。彼らの軌跡を辿った映像が映し出され、そして映像の最後には、メジャーデビュー・フルアルバム『Orbital』がユニバーサル ミュージックからリリースされることが発表された。
客席からは思わず歓喜の声があがり、鳴りやまない拍手と共に精一杯の祝福でフロアが沸く中、スクリーン越しにメンバーが登場。静寂が生まれたその瞬間、ボーカル中野が歌い出し、突如初披露となる新曲の演奏がスタート。激情、シンガロング、疾走感というAtomic Skipperが武器としてきたものが余すことなく込められた、優しくも力強いメッセージに思わず胸が熱くなる最高のエールソングをオーディエンスに届けた。
初披露後、ボーカル中野がこれからのバンドの未来への決意を語り、最後にバンドの代表曲である「ロックバンドなら」を演奏してライブが終了。記憶に残るメモリアルなライブは、大興奮の中、閉幕。
終演後、会場にて新ビジュアルが大きな幕とともに掲示され、興奮冷めやらぬファンが列をなして、新アー写をバックに記念撮影をする姿も多く見られ、今後の活躍にさらなる期待が高まった。
◆ ◆ ◆
■中野未悠(Vo) コメント
この度、Atomic Skipperはユニバーサルシグマからフルアルバム『Orbital』をリリースします。
正直、夢だったメジャーデビューができることへの嬉しい気持ちはありますが、この事実を一緒に喜んでくれる人がたくさんいる、浮かんでくる顔がたくさんある、それが何よりも誇りに思います。
全ての出来事が正解だった、わけではないかもしれないけど、目の前のことを一つ一つ、歌にして、音にして大事に大事に繋いできた先で、この道のりを君と共に、正解にすることができたことが本当に嬉しいです。
しっかり前を見て、でもたまには後ろを振り返り、横にいる君のことをちゃんと守れる様に、そばにあるものをこれからも大事にしていきます。
ただ、小さいとそばにいられる人は少なくなってしまうから、どんどん大きくなる。
そのためのメジャーという一歩。
君と歩み始めます。
これからも宜しくお願いします。
■神門弘也(G, Cho) コメント
Atomic Skipperはユニバーサルシグマから、1st full album『Orbital』をリリースし、メジャーデビューすることになりました。
引き続き、BUNS RECORDSとも手を取り合い、自分の心で選んだ人達とこれからの道を歩んでいきます。
ユニバーサルチームと最初に仕事をしてから何度も夜を共に越え、衝突したり、笑い合ったり、飲み過ぎて吐いたり、同じ志と熱量で戦ってくれる大人を見つけられた事がとても嬉しいです。
俺は
変わらずに頑張ります
とは言えなくて
確実に進んでいく中で、Atomic Skipperは限りなく良い方向へ変わっていくと思います。
進化と言えば聞こえは良いかもしれません。
が、全てが同じではこれからの夢は叶えられないと思っています。
だからこそ、
変わっていく僕たちと
日々生き抜き、変わっていく貴方と
変わらない関係でずっといられることを願っています。
俺はAtomic Skipperのギターとして、貴方に出会えて良かった。
これからも期待していて下さい。
それら全てに応えて見せます。
■久米利弥(B, Cho) コメント
バンドを結成して今年で9年、この度Atomic Skipperはユニバーサルシグマからフルアルバム『Orbital』をリリースし、メジャーデビューをします。
始まりは十数年前、本当はギターがやりたかったのに間違えてベースを買ってしまった馬鹿な少年は、いつの間にかバンドを結成し、勤めていた会社を辞めていました。
バンド人生において過去を振り返ることはあっても後悔したことは一度もありません。
今までの出会いや決断、その全てが自分達を形成して、いつの間にか4人だけのバンドでは無くなりました。
BUNS RECORDS、ユニバーサルシグマ、そして貴方達、いろんな想いを背負って僕達は進み続けます。
これからのAtomic Skipperもよろしくお願いします!!
あの時間違えてベースを買っておいて良かった。
■松本和希(Dr, Cho) コメント
この度、僕たちAtomic Skipperはユニバーサルシグマからメジャーデビューすることになりました。
僕がこのバンドに入ったのはBUNS RECORDSに所属することが決まったタイミングでした。そこからたくさんライブして、たくさんの仲間と旅して、今回皆さんにこれをお伝えできる日が来ました。
これから先をユニバーサルシグマとずっと一緒に支えてくれたBUNS RECORDSと地元磐田FM STAGE、静岡UMBER、全国各地のライブハウス、そして皆さんと過ごして行ける事とても嬉しく思います。
そして変わらず静岡から色んな街にライブしに行きます!!
これからもよろしくお願いします!!
◆ ◆ ◆
なお、アルバムの収録内容や予約受付情報などについては後日、オフィシャルサイトを通じて告知する予定とのことだ。
Photo:
Art Direction by Shinya Hanafusa(TI_ALT)
Photo by Yu Hashimoto
Styling by Hayato Takada(1729agency)
アルバム『Orbital』
この記事の関連情報
Bye-Bye-Handの方程式、Atomic Skipperら4バンドがスプリットツアー開催決定
【インタビュー】Atomic Skipper、メジャー1stフルアルバム『Orbital』発売「これを聴いてもらえたらAtomic Skipperがわかる」
<ムロフェス2023>第2弾でcinema staff、四星球、MAGIC OF LiFE、LACCO TOWERら15組
<下北沢にて’22>最終発表でSTANCE PUNKS、Atomic Skipper、PK shampooら
Atomic Skipper、フリーイベント<人間讃歌>開催決定
BUNS RECORDS初のスプリットCD、発売決定
メメタァ、全国ツアー<優しさが世界を一つにしたって>出演者発表+追加公演が決定
Atomic Skipper、1st EPから「INORI」MV公開
新サーキットイベント<シンサカエマコッツサーキット2022〜SSMC2022〜>、名古屋で開催