【インタビュー】SHARE LOCK HOMES、やっと実現できた「歌ってみた」「踊ってみた」アーティストとのコラボ作『switch』

■遊びも本気で楽しむ

── M5「コイノウタ feat. 超学生」は、過去の恋愛を歌ったしっとりとしたSLH。素っぽさが見える歌詞がよかったですね。

YUMA：俺には似合わねぇな。こういうラブソングは（笑）。いまだにライブで気まずい、ラブソングは。俺だけですけど。恋愛は終わったらもうそこで終わりじゃないですか。俺、この歌詞上がってきたときにすげーなって思った。

KARASU：でもこの歌詞は全然引きずってはいないよ？　これ、ぶっちゃけ僕の昔の恋愛を元にしてるんですけど。ホンマにこのトラック聴いたときにあれを書くしかねぇなと思って。RYO君にも書きたい案があったんですけど、僕のワガママで。

RYO：譲りました。すごく書きたそうだったんで。

── “26件の着信履歴”とかリアリティーを感じるフレーズもありましたけど。

KARASU：そこは本当です。はい。

YUMA：それ以上、あまり深堀りしないで。

SHIRAHAN :26回ぐらいあったら1回ぐらい出てやれよって思うけど。

YUMA：26件もあったら事件だよ？

RYO：そうだよ。出てあげなよ。

── メンバーのリアルな恋愛を歌うのって、どんな感じなんですか？

RYO：俺はいま知ったんで、そっかと。

YUMA：録り終わったあとでよかったよ。

SHIRAHAN：前回の『jumble』の「ふたりばなし」でRYOちゃんの“ずっとずっと”ですでに俺らは食らってるんで。

KARASU：すっごい幸せなラブソングをね。

YUMA：今回のは終わってるけど、あっちのは愛し合ってる歌なんで。あっちのほうがキツかった。いつか結婚式で“ずっと”を歌ってやろうと思って。

RYO：待って。“ずっと”って歌ってるけど、曲名は違うから（笑）。

SHIRAHAN：でも「コイノウタ」は超学生さんが歌うことによって、男らしい低音が加わったから、すごくいい雰囲気になりました。

KARASU：これまでそんなにからみはなかったんですけど、声が好きだったんで今回オファーしたんですよね。

── で、このあと観たいのはこのアルバムのコラボを再現するライブなのですが。

SHIRAHAN：いつかゲストの方が全員揃うときに、この楽曲全部をゲストさんと一緒にステージでコラボできたらという気持ちはもちろんありますね。これに関してはみなさんのスケジュール次第なので、長い目で見てて下さい。確実にやりたいなと思っていますから。

── 期待してます。では、今後のSLHの活動について話せる範囲で教えて下さい。

SHIRAHAN：今年はツアーとかやらずに、ライブはちょこちょこやりつつですね。

RYO：偶数月にファンクラブイベントを今年は定期にやっていきます。

SHIRAHAN：今年の俺らのテーマが＜遊ぶ＞なので、単発系で遊ぶだけのイベントをたくさん組んでいくつもりです。去年はずっとステージで歌って踊ってというのを繰り返しやってきたので、そうじゃないイベント。サッカーやりてぇー！

RYO：俺らそれぞれが監督になってチームを作って。お客さんがサッカーをやる大会をやりたいそうです。

YUMA：でもRYO君以外、サッカーのルールをいまいち理解してないんですけどね（笑）。

KARASU：遊びも本気で楽しみたいと思います。

取材・文◎東條祥恵
撮影◎TOYO

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