元フェイスレスのフロントマン、マキシ・ジャズが死去

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英国のエレクトロ・バンド、フェイスレスのフロントマンだったマキシ・ジャズが、先週金曜日(12月23日)に死去した。65歳だった。

◆マキシ・ジャズ画像

フェイスレスのメンバー、シスター・ブリスは土曜日(24日)、「マキシが昨晩、睡眠中安らかに息を引き取ったと伝えなくてはならず、私たちは悲しみに打ちひしがれています。私たちの音楽の旅を共有してくれた全ての人たちに愛を送ります。お互いのことを気にかけましょう」と、訃報を伝えた。

80年代、DJとして活躍していたマキシ・ジャズは、1995年にシスター・ブリス、ロロ・アームストロングらと共にフェイスレスを結成。翌年、ファースト・アルバム『Reverence』を発表し、「Salva Mea」「Insomnia」「God Is A DJ」「We Come 1」など数多くの名曲が誕生、4枚目のスタジオ・アルバム『No Roots』(2004年)は全英1位に輝いた。

フェイスレスが2011年に解散した後は、マキシ・ジャズ & The E-Type Boysやソロで活躍してきた。

フェイスレスは「彼は、多くの意味で僕らの人生を変えた。彼は僕らの音楽に適切な意味とメッセージを与えた」「彼は素晴らしい作詞家、DJ、仏教徒で、偉大なステージ・パフォーマー、愛車家、お喋り好き、美しい人、道徳的な指針、天才だった。愛しいマキシ、安らかに」と、マキシを称え、その死を惜しんでいる。

ボーイ・ジョージ、UB40、マキシがサポートしていたサッカー・チーム、クリスタル・パレスFCら多くの人々から追悼の言葉があがっている。

Ako Suzuki









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