ジョナサン・ケイン「ジャーニーのブランドを汚しているのはニール・ショーン」

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ジャーニーのジョナサン・ケイン(Key)が先月、ドナルド・トランプ元米大統領の集会でジャーニーの楽曲「Don't Stop Believin'」を演奏したのを受け、バンド・メイトのニール・ショーン(G)が、ケインに対し、ジャーニーの音楽をパフォーマンスしないよう停止命令を送達したという。

◆ジャーニー画像

ケインの妻は、トランプ氏が大統領だった時期、彼のスピリチュアル・アドバイザーだった。『Variety』が入手した手紙によると、ショーンは「ケイン氏が自身の信念や交友関係について表明するのは自由だが、ジャーニーを代表してそれをするのは、ジャーニーのブランドにとって非常に有害だ」「ジャーニーは政治的ではないし、そうあるべきではない」と主張しているという。

これに対し、ケインは「ジャーニーのブランドを汚しているのはニール・ショーンの方だ」と反論する声明を出した。「僕は、彼が長年にわたり、僕らのブランドを汚してきたのを見てきた。僕は、彼および彼の妻の奇妙な言動の犠牲者だ。ニールはライブネーションを相手取り2回訴訟を起こし、どちらも敗訴している。そのおかげで、僕らは彼らと仕事することができなくなった。ニールは残忍にも、スティーヴ・ペリーから商標権を取り上げようとした。ニールと彼の妻は、数えきれないほどの会計士、ツアー・マネージャー、マネージメント会社を侮辱し続けている。ニールはネットでファンと口論している。ニールと彼の妻は、無謀にも底を突くまでジャーニーの金を使い果たした。もし、ジャーニーのブランドを破壊している者がいるとしたら、それはニールだ。ニールのみだ」

ショーンは先月、彼らの会社Nomotaの財務記録をめぐり、ケインを訴えた。3月初めに予審が開かれる予定。

ジャーニーは1月終わりから北米ツアーの開催を計画している。



Ako Suzuki
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