アクセル・ローズ「俺はポイ投げ依存症だ」

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ガンズ・アンド・ローゼズの公演で恒例だった客席へのマイク放り込みを止めると宣言したアクセル・ローズが、先週開いた公演で、冗談を交えてそれに言及したという。

アクセルは11月29日にオーストラリア・アデレードで開催した公演で、彼が投げ入れたマイクにより怪我をしたという女性が現れたのを受け、今月初め、「公演の最後でマイクを投げ入れるのは30年以上やってきた。パフォーマンスの最後にそれがあるのは周知されていると思ってきたし、ファンがそれを望み、マイクをキャッチできるチャンスだと承知していると思っていた。だとしても、人々の安全を考慮し、これからはパフォーマンス中またはその場で、ファンに向かいマイクであれ何であれ投げるのはやめる」との声明を出していた。

『Ultimate Classic Rock』によると、アクセルは8日にニュージーランド・ウェリントンで開いた公演で、オーディエンスに向けこう話し、笑いを誘ったという。「このことは聞いているよな。俺はショウの終わりで、もうマイクは投げない。AA(アルコホーリクス・アノニマス/アルコール依存症の自助グループ)を知ってるだろ? 俺はTA、Tossers Anonymous(トサーズ・アノニマス)へ行かないとな」

「ああ、ホントだ。12のステップだ。俺がいまどの段階なのかはわからない。始めたばかりだからな。最初のステップでは、問題を抱えていることを認めなくてはならない。そういうわけで、俺の名前はアクセル。ああ、俺はトサー(ものを投げつける人)だ」

また、この日の公演では、「アクセル、私の顔に何を投げつけてもいいわよ」と書かれたバナーを掲げていたファンがおり、それを受け取ったアクセルが笑顔を見せる一幕もあったという。

Ako Suzuki
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