エレファントカシマシ、4年半ぶり新曲「yes. I. do」が映画『シャイロックの子供たち』主題歌に決定「この映画と共にあることが誇りです」
エレファントカシマシが、2023年2月17日全国公開映画『シャイロックの子供たち』の主題歌として、新曲「yes. I. do」を書き下ろしたことが明らかとなった。
◆エレファントカシマシ 画像 / 動画
『シャイロックの子供たち』は、累計発行部数50万部を突破した池井戸潤による小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)が原作。池井戸自身が、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える作品の映画化となる。
映画は小説と展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーとなる。2018年公開『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督、主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木蔵之介といった超豪華キャストが勢ぞろいした。
主題歌を務める「yes. I. do」は、エレファントカシマシ4年半ぶりの新曲だ。『シャイロックの子供たち』主題歌として書き下ろされた同曲は、彼ら4人にしか出しえないサウンドと、ソロとは異なる宮本浩次の重みと激しさを感じさせる歌が印象的な仕上がりだとのこと。楽曲のテーマは、デビュー以来宮本浩次が一貫して歌ってきた“人が生きる”ということ。映画に寄り添いながらも多くの人の共感を得るであろう同楽曲は、エレファントカシマシとしてのある種決意表明になっているという。エレファントカシマシは2023年3月、デビュー35周年を迎える。
以下に、宮本浩次、阿部サダヲ、本木克英監督のコメントをお届けしたい。
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▼宮本浩次 (エレファントカシマシ)
「『シャイロックの子供たち』の“主題歌”を作るにあたり、わたしはまず2回この映画を観ました。人間の心を善とか悪とかではないものを基準として描いた“こころの日記”のような作品で観た後に、わたしの心はずいぶん軽くなりました。
「ああ、俺たちは別に立派でも何でもないけれど、折にふれそんな自分を感じられるストレイトな感情を持っている」
そしてわたしもいい曲とか、悪い曲とか、そんなところじゃあなくて、こころのままにストレイトに曲を作りあげることを心がけ、そしてこの「yes. I. do 」はこれを形にする事に成功したのではないかと、自負しています。久しぶりに鳴らすエレファントカシマシのサウンドがこの映画と共にあることが誇りです。
この映画を観たた人たちの心に、作品の持つリアリティや俳優陣の凄みのある、素晴らしい演技を邪魔することなく、この「yes. I. do 」が溶け込んでくれたなら、今はそんな楽しい夢想の日々です」
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▼阿部サダヲコメント
「『シャイロックの子供たち』エンディングテーマ聴かせて頂きました!
自分が演じた西木という男にすっごくハマるなぁ、と思いながら最初聴いてましたけど…西木だけじゃない、他の登場人物にも、いや、全ての人にハマっちゃう凄い曲ですね!もちろん自分も、答えはいつもheartの中です。
宮本浩次さんは「俺」って歌詞が本当に似合いますねぇ。最高です。
この曲を聴いてシャイロックのプロモーション頑張ろうと思います!ありがとうございます!」
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▼本木克英監督コメント
「悲しみや虚しさを 、生きる情熱に変えてしまう楽曲でした。宮本浩次さんには、この映画を見て思ったことを率直に、断定的に叫んでほしいとお願いしましたが、期待を上回る力強い愛の歌に心が震えます」
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▲(c)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
■映画『シャイロックの子供たち』
原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
主演:阿部サダヲ
出演:上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
監督:本木克英 脚本:ツバキミチオ
音楽:安川午朗
製作:映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
配給:松竹
公式サイト: movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/
公式Twitter: @shylock_film
本篇撮影:2021年9月クランクイン/10月クランクアップ
(c)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
▼STORY
東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、事件の真相を探る。一見平和に見える支店だが、そこには曲者揃いの銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店長・九条(柳葉敏郎)、超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)、エースだが過去の客にたかられている滝野(佐藤隆太)、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田(佐々木蔵之介)。そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった。
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