【イベントレポート】『マガツノート』スペシャルステージ開催。池袋・サンシャインシティ噴水広場でV系バンドが初ライブ

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11月6日
『マガツノート スペシャルステージ』♯3 feat.MAD FANG


2日はなんと噴水広場で3ステージが行われる。昨日に続いての3ステージ目は、秀吉率いる陣営・MAD FANGをフィーチャー。前日から続投の峯田大夢、馬場惇平、美藤大樹、岡本和浩に、秀吉役の小笠原仁が加わる。
 

『君はマガツノートを知っているか』でコンテンツの魅力を説明し、『君はMAD FANGを知っているか』のコーナーに。秀吉・官兵衛・清正の描きおろしイラストとともに虫食いの紹介文が画面に映し出され、各々が自由に解答する。秀吉の問題で失敗(?)してしまった美藤は、続く官兵衛の問題にも果敢にアタック。他のメンバーも続けとばかりにボケたおし、会場は楽しい雰囲気に包まれる。また、秀吉役の小笠原、官兵衛役の馬場がラジオドラマ内のセリフを披露するなど、『マガツノート』初心者でもキャラクターの雰囲気を感じられる内容となっていた。


『検索OKミニクイズ!君はマガツノートを調べられるか』では、アーティストと声優のコラボライブイベントのタイトルが問題に。スマホで検索している会場の人たちに向かって小笠原が、自身もやりがちだという“pix○vのフォロー新着を検索しない”ように注意する愉快な一幕も。ちなみに正解は「解放区」。


駆け足でトークコーナーが終わった後は、Season:1でMAD FANGのイメージソングを制作したヴィジュアル系バンド・零[Hz]のライブ。コラボ楽曲の「惡鬼招雷」はすでに彼らのファンの間でもお馴染みの楽曲になっていて、手振りやヘドバンでライブを盛り上げる。また、キャストやキャラクターのファンたちも持参したペンライトを振り、それぞれが自分達のスタイルで楽しんでいた。


こういった、いい意味でのカオスさも、マガツノートの魅力の一つなのだろう。続けて演奏された渾身の1曲「DISTURBO」で会場の盛り上がりはピークに。前向きで、自身を鼓舞してくれるような楽曲だ。零[Hz]のまっすぐな歌詞とキャッチーなメロディーは、ヴィジュアル系バンドのファン以外にも刺さるだろう。それを証明するように、買い物に来ていた一般の客も足を止めステージを覗き込んでいたのが印象的だった。

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『マガツノート スペシャルステージ』♯4 feat.蛇-ウロボロス-

通算4ステージ目となるこの回は、光秀、利三、左馬之助が所属する蛇-ウロボロス-を中心に紹介する。登壇したのは、峯田大夢、美藤大樹、岡本和浩、光秀役の岡本信彦、大河元気の5人。



このステージで初めてコンテンツに触れる人のために、まずは『君はマガツノートを知っているか』のコーナーで3つの魅力を紹介し、続いて虫食い形式のクイズで、蛇-ウロボロス-のことがわかる『君は蛇-ウロボロス-を知っているか』コーナーに。岡本信彦が、光秀のセリフを、大河が左馬之助のセリフを披露。少し暗い、独特なテンション感の蛇-ウロボロス-陣営についてぼやく場面も。



そして『検索OKミニクイズ!君はマガツノートを調べられるか』では、ラジオドラマSeason:1テーマソングのタイトルが問題に。検索の甲斐あって、会場は正解の「DEVIL ASYLUM」をセレクト。告知コーナーでトークパートは終了した。


次に登場するのは、Season:1にて蛇-ウロボロス-のイメージソングを制作したヴィジュアル系バンド・ZOMBIE。揃いの衣装を身につけ、初見の人たち向けに丁寧に挨拶。が、マイクスタンドには血糊つきの包帯が巻きつけてあり、、アンプの上には生首も載っている。自分たちがアウェーかもしれない場でも、自分たちのスタイルを貫く、ZOMBIEらしい姿勢だ。


そして、しっかりと会場を煽った後、コラボ曲「ウルトラムシケラボーイ」をプレイする。ここでも激しいヘドバンや手振りが行われる一方で、カラフルなペンライトも光る。バンドのファンと、コンテンツのファン、両者が一体になった素敵な景色だ。次に披露されたのは「クソったれが」。この過激な歌詞をこのような場所で歌っても良いのか……と一瞬戸惑いながらも、奏多(Vo)と青井ミドリ(B)の煽りに乗せられてだんだんとフロア全体の熱量が上がってくるのがわかる。ここがショッピングモールの一角だと言うことを忘れそうなくらい、全員を巻き込んだステージを披露して、嵐のようにZOMBIEのステージが終わった。

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『マガツノート スペシャルステージ』♯5 feat.ARK監査局

2日間にわたって行われたステージもいよいよラストの5回目。そして最後にフィーチャーされるのは、主人公・政宗と小十郎の陣営・ARK監査局だ。峯田大夢、小笠原仁、馬場惇平、美藤大樹、岡本和浩がステージに登場し、まずは『君はマガツノートを知っているか』のコーナー。ストーリー、キャラクター、イメソンの概要を紹介する。小笠原は、公式で「イメソン」があることが嬉しく、この言葉を聞くたびにニヤニヤしてしまうと漏らす。


続いて『君はARK監査局を知っているか』のコーナー。政宗と小十郎の美麗なキャラクター描き下ろしイラストと、虫食いの紹介文が登場。2人は「??でありバディだった」という問題には岡本が“元ヤン”と珍回答。(正解は「家族」)。なぜ、「だった」という過去形なのかは本編で確かめてほしい。そして、峯田が主人公然とした政宗のセリフを披露すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。



次のコーナーは『検索OKミニクイズ!君はマガツノートを調べられるか』。力を得るために武将たちが契約したのは誰かという問題に対して、死神か悪魔かという2択から選ぶもの。今回もちゃんと検索をし、ほとんどの人が正解の「悪魔」と解答していた。告知コーナーでトークパートは終了かと思いきや、ラストステージということで、なんと新陣営とキャストが初解禁。



新陣営名は「六道閹(りくどうえん)」。幸村役は野島健児、佐助役は小野将夢、才蔵役は堂島颯人が務めるという。12月にスタートするラジオドラマSeason:2より登場し、カズキヨネによる描き下ろしのキャラクタービジュアルも12月に発表されるとのこと。それぞれいったいどんなキャラクターなのか、そして他陣営のキャラクターとどう関わり、どんな“激鬱”ストーリーが待っているのか、今後の展開に期待したい。


そしてスペシャルステージのラストを飾るのは、『戦シーズン 壱st Battle「桜華狂騒」』にて 秀吉&政宗連合軍のイメソンを制作したヴィジュアル系バンド・BabyKingdom。カラフルな衣装に身を包んだ彼らは、関西出身らしい軽快で楽しいトークで自己紹介をしたあとに、コラボ曲の「GOLD」をプレイ。キャッチーなメロディーに合わせ、客席も揃いの振りで踊る。ラストはとびきりポップな「ぱらでーしょん☆彡」。『マガツノート』ファンでも、バンドのファンでもないと思われる通りすがりの人たちも、楽しそうな音につられて足を止めていたのが印象的。その理由も、彼らのステージを見ればよくわかる。とにかく、周りを巻き込んでハッピーになれるステージなのだ。そんな多幸感に包まれて、2日間にわたるスペシャルステージの幕が閉じた。


このステージで『マガツノート』に初めて触れた人も多いだろう。公式YouTubeチャンネルでは本編ボイスドラマのアーカイブが全話無料で視聴可能なので、是非チェックして、12月からはじまるSeason:2をリアルタイムで追いかけよう。本イベントでも声優陣がアピールしていたが、「今からでも決して遅くない」「いつでもハマれる」コンテンツなのだ。また、コラボアーティストの楽曲もそれぞれキャラクターのセリフ入りの<マガツノート:DRAMA>ver.のミュージックビデオが公開されていたり、声優がヴィジュアル系バンドの楽曲をカバーした楽曲なども公開中。ストーリーから入るもよし、楽曲から入るもよし、はたまたイラストから入るもよし…様々な魅力がある『マガツノート』の世界を、ぜひ多くの人に楽しんでほしい。

取材・文◎加賀谷優子 

マガツノート1stフルアルバム『魂響』

2023年1月下旬発売予定

【魂響盤】5,500円(税込)
・ボイスドラマトラック:ARK監査局・ARK医療局・第六天魔王軍
・フィルムチェキ ※13種よりランダム封入
・応募券 ※詳細は後日公開

【戦盤】5,500円(税込)
・ボイスドラマトラック:MAD FANG・蛇-ウロボロス-
・フィルムチェキ ※13種よりランダム封入
・応募券 ※詳細は後日公開
・戦盤限定収録曲:「GOLD」「闇と桜」

◆オフィシャルストア購入特典
丸缶バッジ / 魂響盤ジャケ写 ver. 1点(5種よりランダム封入)
※その他の店舗別特典は後日公開

【オフィシャルストア限定グッズ付きセット】13,000円(税込)
・「魂響」魂響盤
・「魂響」戦盤
・ミニ屏風
・オフィシャルストア購入特典缶バッジ(5種セット)

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